疎遠になった弟に仕事を頼みたいpart5・・キーカード

リーディングケースにご応募いただいたものです。

ermiさま 占日時2020/07/31

読み残している、ポジション1で示される問題の焦点に強弱をつける当面の障害を示すポジション2;「吊るし人R」、この問題の最高の到達点を顕すポジション3;「力」について触れていきましょう。


「吊るし人」に描かれた男は盗人です。自首して受刑のシーンが描かれています。『この事態を耐えるしかなく』『(忍耐の結果)放たれることを知る洞察力』をこの男は持っているために顔は穏やかに笑みを浮かべていられます。『試練と自己犠牲』を象徴するこのカードは、アップライトならば動かないのですが、リバースになるとぶらぶらと宙ぶらりんにもがいてしまいます。拘束された状態を嫌って暴れる~縛られた足はロープに絡まる~結果放たれにくくなる~そういったイメージからです。その意味は、その問題に拘束されながらも『問題と向き合わない』『問題を先送りにする』ということです。


また、”泥棒”のカードなのでリバースで『搾取される/する』といった意味も出ます。経済に関わるときによく出てきます。


彼女が月々の保険料に対してもったいないのかなあと思いつつしっかり検討してこなかったことと、弟さんとの不和の原因のひとつにお金の問題があって弟さんとしっかり対峙するのを日延べしていたそうですから、そういったことを指して出てきたのです。


「力」はプラスの意味での『継続』を意味します。また、カードの繋がりでいえば「力」は、ものごとをオールマイティに解決するベストカードと言える「太陽」に繋がる状態を指して出てくるカードでもあります。「太陽」は『成功と幸福』の象徴です。子どものカードでもあります。子どもたちも交えて子どもたちを中心に皆が笑顔で健やかでいる状態を示すものです。


弟さんに連絡してみると、きっと仕事としての対応をしてくれることでしょうし、その後、弟さんとの関係性は世代が変わっているなかでも子どもの頃の仲良さが戻るとか、彼女と弟さんのお子さんたちも交えての交流も目指すことができ得るでしょう。


以前にも書きましたが、この占断結果をお伝えして後、彼女はすぐに行動を起こして、今は弟さんと仕事の話を進めていらっしゃるそうです。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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