パートナーがほしいpart4・・ホロスコープスプレッドから読み取れること
リーディングケースにご応募いただいたものです。
つぼみさま 占日時2020/05/04
つぼみさんがこの結婚運を活かすために、現状でつぼみさんの運をみて、活かすべき点、注意するべき点を明確にしていきましょう。
まず、4室の家庭運に「審判」が出ています。ルーツ;父祖とのことを顕すポジションです。
過去は現在に現在は未来に繋がる永い時間軸を持つカードです。『ひとの絆』『家族の愛情』を示すものでもあり、『故郷』、まさにルーツそのものを意味するカードでもあります。聖書にある最後の審判をモチーフにしており、今まで積み上げてきたことに結果が出るときによく示されます。ご依頼文に、家族のことでつぼみさんが尽力し、お父様が2年前に他界されたとのお話がありましたね。「審判」は、つぼみさんがご家族のために過去から十分に尽力された結果、お父様は天に召されて魂となりつぼみさんを守ろうとされている、そんなイメージが喚起されます。また、つぼみさんご自身のルーツについては、つぼみさんが『やりきった』ことを意味してもいるのです。
次に、恋愛に関わるポジションを見ていきましょう。
ポジション5;恋愛運そのものを示すところには「裁判の女神R」です。結婚のカードのうちの1枚がリバースですね。「裁判の女神」は天秤座と関わるカード、『均衡/バランス』を第一義とします。リバースに示されてバランスが崩れている状態を意味します。つぼみさんは相手に求める条件がしらずしらず高いものになっているか、逆にご自身を過小評価しすぎていて自分にとって見合う、釣り合う人なんていないのではないかと、恋愛について慎重になり過ぎている傾向がここに出ています。結婚のカードである以上、たとえば、結婚するには年をとってしまったなどとお考えではないのでしょうか。この部分は、顕著に出ている結婚運を損なう要素ですので、注意したいところです。
リバースのカードをアップライトにしようとするとき、そのポジションが担当する運気を良い方向へ変えます。占的である、”パートナーを得るため”には、ご自身に『偏見』を持つことなく、婚活(13室;アンサーカード「法皇」の意味するところでもあります)へ踏み出していただきたいと思います。
ホロスコープスプレッドは対角線で影響し合いますので、反対側11室「皇帝R」(夫となる彼氏を示すカード)を考慮しますと、つぼみさんの恋愛への姿勢が「裁判の女神R」ですと、『夫となり得る』つまり一対一で向き合う『オンリーワンの彼氏』が得られそうであるのに、リバースに示されてしまうのです。リバースなのは、「皇帝」のカードが示す要素;つまり彼氏ができる要素があるのに惜しいところです とカードがメッセージしているのです。ご自身を結婚するのに相応しい自分であると自己肯定されるとき、この「皇帝」もアップライトに変化するのでしょう。
次に、相手を示すポジション7には「月R」です。「月」は、基本的に肖像画であるメジャーアルカナの中で例外的に人物像の無いカード2枚のうちの1枚です。人物像がない・・まだ見ぬ人ということになります。このカードがリバースで、夜が朝に明けていくとき、夜の闇に沈んでいたものがぼんやりと姿を象るように、今はまだ見ぬ人が次第に見えてきますよ ということを示しています。
また、「月」には『見合い』という象意があります。古くは、結婚するのに結婚当日まで相手を知らないといった時代から来ている象意です。今の時代に照応させれば、『見合い』そのもので出会う人ということではなく、広く結婚に対する活動・・いわゆる婚活で出会うひとであり、相手もまた婚活を始めようとしているという意味も含まれています。相手の状態を示すカードでもあり、「月R」には『そろそろ結婚を考える』という象意があります。結婚に対して『ぼんやりとしていた』お相手だったのでしょうけれど、夜が朝に明ければ結婚のカードでもある「太陽」が昇る如く、自分もそちらへ行こう、という姿勢を取り始めているのです。
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