彼ともう一度part6・・復縁の暗示を活かすために

リーディングケースにご応募いただいたものです。

ハルさま 占日時2020/04/19

ここで、大切になるのが、展開前のワンオラクル;「戦車R」です。「戦車」は『勢い』のあるカードで、『家出』のカード、『外出/お出かけ』を意味しています。外国と深い関わりを持つ『遠方運』をも顕すものです。『肯定性のある夢物語』という象意を持ち、WINNERのカードでもある、『成功を目指し』て『闘う』イメージでもあります。


また、「戦車」は走っていく車、リバースになって車体が下、車輪は上になってくるくる回る、その場面が描かれています。これを現在の世情やふたりの関係性に照応させれば、出かけていくことが叶わない状況下で、先程述べた「女帝R」状態;ふたりの関係性が遅滞をみせることは必至でもあるのです。


だとすれば、車輪が上でくるくる回るような・・つまり動かない事態に焦りを感じるのではなく、キーカードたる「女帝」をアップライトに用いるべくの努力が当面の課題なのです。


そしてポジション6~7へと未来予想図をカードは見せてくれています。ポジション6、「恋人」+「法皇」が選ばれていますね。


「法皇」は組織のカードであり、ひととひととを繋ぐブリッジのカード、仲人のカードですから、仲間内からの応援がふたりの通信(「恋人」)を可能にする・・まずそんなイメージが喚起されます。「法皇」は行政の姿勢を示すものでもあり、また『良き医者/良き治療』という象意も持ちます。完全にコロナウィルスの状況が収束するのがまもなくというわけではありませんが、おそらく1~2ヶ月のうちにはふたりがやり取りをするために彼の状態が彼を取り巻く世間の状況も併せて改善してくることを意味しているのが「法皇」です。


これはポジション6においてサブカードであり、メインカードは「恋人」ですね。「恋人」は、水星が支配する、コミュニケーション/通信等に関わるカードです。男性と女性がそれぞれの道を歩いてきてその道が一つに交わるところで出会っているシーンが描かれています。手と手をつなぎ、目を見交わしている・・ボーイ・ミーツ・ガールの場面です。つまり、彼とその取り巻く環境が整ったときに、連絡があったり会える算段が整えられそうなのです。


少し戻って、「法皇」は仲間内の協力を意味することもあって、ふたりの場合の仲間内といえば趣味のことですね。具体的に誰か人物が、というわけではなく、ふたりを結ぶイベントなり情報なりがあって、ふたりがその情報を交換するという事態を示しているかもしれませんね。


そして最終ポジション、「審判」+「皇帝R」です。ふたりはきっと、復縁するでしょう。なんといっても復縁にはベストカード「審判」が選ばれてきていますから。「審判」は永い時間軸を持つカードです。過去は現在に繋がり、現在は未来に繋がっていく・・そのことを顕しています。


また、「審判」は奇跡のカードです。駄洒落ですが、ミラクルたる奇跡が起こるためには、やはりそれなりのプロセスたる軌跡が必要です。ふたりは別れを選んだのも、こうして再び会う日のためのプロセスのうちだったのだ、ということを示すカードなのです。「審判」には、『過去のミスを繰り返さない』と誓う『強い心情』という意味があり、墓が描かれていてずっと一緒にいようと『永遠を誓う』、ひとの『絆』を顕すものでもあります。


ふたりはきっと、復縁するのでしょう。「皇帝R」は、『亭主関白すぎる』ことをも意味しており、先述したように、復縁と成る可能性は大変大きいけれども、彼は自分に自信を持ちきれないところがあって(それは彼の課題ですね)、復縁した先に課題はあるようです。


繰り返しになりますが、このままでも未来に復縁の暗示が出ています。ここで、彼女が今の彼女の心情として示されてしまった、『悲観的』になることを意識して変えていく場合、未来の復縁の暗示はより強化されることでしょう。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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