会社はどうなる?part4・・周囲の要素と根底の問題
リーディングケースにご応募いただいたものです。
KAKさま 占日時2020/04/06
次に、この問題においてのポジション4は、人的要素を意味していると捉えます。働く人々の状態を指して出ているのでしょう。「吊るし人逆」。このカードがアップライトならばポジション6;「タワーR」やアンサーカード;「節制R」が招かれるのを避け得たでしょう。
「吊るし人」は、盗人が自首して受刑のシーンです。手足を縛られ木に吊るされる・・その過酷な状況でも洞察力を持つこの吊られた男は笑えている・・なぜならば『他に手段がないゆえに』縛られた状況で『身動き取れず』とも、『じっと辛抱』することによって、『やがて放たれる』ことを知っているからです。アップライトで居られるときには”我慢が報われる”、ご褒美付きのカードになります。
ところが、リバースになる場合、この状況に『耐えきれなくなり』逃れようと暴れます。するとなお、足は絡め取られてしまう・・結果問題が先延ばしになってしまうのです。リバースの場合の意味に『問題と向き合わない』姿勢が込められて、本来『相手のために尽くすことができる』このカードは『利己主義』『我欲』といった意味に転じてしまいます。
他の9枚を支える根底に「恋人R」、『情報の錯綜』、『仲間意識が薄く』『不信感と背信行為』『他人の干渉』といった意味を持つカードが選ばれてしまいました。
ここから浮かぶのは、伝統あるこの会社でこの時期の社長交代は、論理としてこの会社の業績回復の起爆剤になり得るのですが、会社のメンバーそれぞれがそれぞれの思惑で冷ややかに見つめており、業績アップに対し一枚岩になっていないことです。
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