彼女ともう一度part5・・未来予想

対面鑑定のリピーターさまのケースです。

Kさま 占日時2020/02/12

続くポジション6には「戦車」と「節制R」ですね。「戦車」は”家出”のカード、『旅行/外出』を意味します。女性に対しての男性の態度として顕されているわけですから、その観点からの解釈では、『(彼女を)射止めようとする姿勢』ということになります。


それに対し、彼女の状態を顕すカードは「節制R」です。臆病な少女のようなイメージのカードで、『ないものねだり』を意味します。自分は動かないけれど相手から自分のシナリオ通りに来てほしいと願ってしまうような、『わがまま』を意味します。また、「節制R」は『不摂生/健康管理が悪い』という象意から、彼女の体調が悪くなるような、そんなイメージも持ちます。


これを現状に照応させると、Kさんが彼女に対し積極性を持って外へ連れ出そうとしても(=連絡をとっても)、彼女の体調の悪さであったり、彼女のわがままさであったりするところから、躱されてしまう可能性があるでしょう。そして、


最終ポジションは「隠者」+「世界R」です。タロットカードは肖像画で、描かれた人物像の向きや視線はリーディングに大きく影響します。彼女の持つ「世界R」はKさんを見つめ、Kさんは彼女に背を向ける姿勢です。「世界R」はビジュアルイメージで言えば、華やかなウェディングパーティで等の主役の花嫁だけがブルーな顔をしている、そんなことを指します。『つまらない』という意味が出ます。


ポジションの流れで言えば、彼女のカードは「節制R」~「世界R」へと続き、Kさんは「戦車」~「隠者」と続きます。ここを読み解くと、Kさんはこのままでいけば、彼女を3月には誘う可能性が大で、その時彼女の反応があまりよくないので、少し自分ひとりで考えてみようという、「隠者」状態になるのだと思われます。


「隠者」は孤独のカードで、『隠れた道を探す者』です。自分のスタイルを貫こうとする姿勢で、『プラトニックラブ』という象意を持ちます。ここで注目すべきは、彼女の反応がよくなさそうなのに、「隠者」が逆に示されていないところです。逆位置になりがちなのに素晴らしいです。


リバースに示されると『いじける』ことになり、恋の沈滞を招いてしまいます。自分なんかどうせだめなんだと、自責の状態になってしまいます。ここが、アップライトなのがすごいのです。復縁への可能性を作っているのです。なぜならば、彼女はKさんに積極性を持たれたときにはそれを『わがまま』にも躱すのに、その後Kさんが彼女に対し一旦ひく姿勢に成ると

「世界R」;『つまんない』あるいは、『あなたが手に入れば世界は完成するのに』というイメージの片思いのカードをもつことになるだろうとの暗示が出ています。


おそらく、彼女との復縁について悩まれてきたKさんが意図的でない、恋愛の駆け引きができて、それが成功する可能性が大きいと、そんなふうにカードが伝えてきています。復縁はおそらく可能です。きっと叶うと信じ、気持ちを強く持ってくださいね。


本日、マリフォーチュン1号店にレギュラー出演です。皆さまとの出会いを楽しみにしております!

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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