ふたりはどうなっている?part3・・彼の持つカード
リーディングケースにご応募いただいたものです。
tomoさま 占日時2019/12/01
彼側のカードをみていきましょう。彼の姿勢は「女教皇R」、深層心理に「女帝R」と顕在意識に「月」、背景に「マジシャン」ですね。
カードをみたときに実は、彼女が妊娠していて彼が当面どうしていいかわからず困っているようにもみえたのですが、ヒアリングの結果、それは可能性が薄いと判断できました。次に、先に書いたように彼が転職を考えていて神経が張り詰めているのかとも考えられますが、それも苦労を経て士業になられたとのこと・・そして得た状況が、「マジシャン」が顕すところの、彼の趣味が広がったことでした。(ご質問者の了承を得て掲載しています)
彼はもともと趣味人的なところを持ち、自炊もすれば家事も工夫していくタイプだそうです。質問者であるお母さまには、思春期の反抗とは違う、論理的に批判することさえあったそうです。お母さまは『反面教師って言われたわ~』と笑っていらっしゃいましたが。
そういうことを前段に解釈していきますと、彼はいま、結婚に少しシニカルな姿勢で、自分の趣味を優先したいのでしょう。(「女教皇R」)
その理由は、彼の心理状態に示されています。
「女帝R」・・彼の主観としてこのカードを読むと、同じ20代ではあるものの年の離れた彼女に多少の不安を持つのでしょう。でも鏡像として客観的にこのカードを読めば、彼は彼女に『依存』しているのです。深層心理ですから自覚は薄いかもしれませんが、彼女を待たせても待っていてくれるかもと思っているのではないでしょうか。
顕在意識は「月」。結婚生活のビジョンが全く描けず、それでも彼女との恋人関係は続けたい・・つまり結婚についてはまだわからない、曖昧なままにしておきたいのでしょうね。結婚に懐疑的なのは、彼が結婚しなくても充分幸せであるからかもしれません。ですが、『迷い』『悩み』もその象意として持つ「月」が彼の心理として顕されているので、彼は結婚を意識しはじめていると解釈できます。
背景の「マジシャン」は、彼の趣味のことだけではなく、彼の次の時代(結婚していく時代)が始まろうとしていることへの示唆でもあります。
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