Just Do It!part4・・全体運からのアプローチ1
リーディングケースにご応募いただいたものです。
シラさま 占日時2019/09/16
全体運からいえることですが、恋の部屋である5室に「月」、人物像の無いカードが出ています。『まだ見ぬひととの恋愛』を顕していると解釈できます。
また、男性が結婚する時には家庭運を示す4室に結婚に関わるカードが出てくるものなのですが、今回は「星」が選ばれました。「星」は、北極星のことで、航海で目指す星ですね。人生はしばしば航海に喩えられます。同じ星を目指す、同じ船に乗る・・・結婚前の男女にはぴったりのカードです。また、「星」は、希望と夢を顕す”未来を見つめるカード”です。子どもは未来ですから、男性も持ち得る母性といえます。
結婚に関わる4室に「星」(;『前途洋々』という象意も持ちます)が出ているということは、シラさんの家庭が伴侶を得て落ち着いていく運気にあることを示していると思われます。
一方で、この全体運には、シラさんの現状や過去の婚約破棄の後遺症も色濃く出てしまっています。まず、どんなに運が良くとも、質問者自身を示す1室に弱いカードが出てしまっては、運の良さを実際のものごとに反映させることがむずかしくなってしまいます。
1室には「マジシャンR」ですね。「マジシャン」は始まりのカード。手先が器用な魔術師がこれから魔法を行おうとするところが描かれています。それは、『方法/手段』を顕し、アップライトに出ていても、『始まりの暗示だが始めなければ始まらない』という意味をも内包しています。これがリバースですと、『始める前に迷う』状態を指します。
「マジシャン」が顕されたということは、シラさんは自らを一歩前へすすめる方法を知っているにも関わらず『迷って』いるのです。
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