年上のあのひとpart3・・彼女の持つカード

今回は、リーディングケースにご応募いただいたものです。

びびさま 占日時2019/03/21

びびさんが持つカードについてご案内します。

彼へびびさんが見せている姿勢・・心のなかはふつう見えませんので、だからこそカードに聞くのですが・・びびさんが外界に表現していること(この場合は彼に対してのスタンスや言葉、態度)として、「月R」が示されています。


『夜の闇』の象徴であり、人物像のないこのカードがリバースになりますと、『曖昧な関係をはっきりさせる』・・そこから転じて『そろそろ結婚を考える』といった象意が生まれます。


びびさんは、彼に対しご自身では意識なく(人物像のないカードだからです)結婚について考えて、といった態度をしていらっしゃるのかもしれませんね。同時にびびさんの”状態”を顕すポジションですから、彼とは交際も長いし、そろそろはっきりさせるべき時期に来ていると捉えていらっしゃるのでしょう。


では、びびさんの心のなかはどうでしょうか。深層心理に『戦車R』、顕在意識として「タワー」ですね。「戦車R」は攻撃的なカードです。同時に『ルーザー』のカードでもあります。そして「戦車」は『理想的な男性』を意味します。こういった象意を総合して読みますと、


彼に一目ぼれされたびびさんですが、びびさんにとっても彼は格好がよく(姿かたちというよりは彼のしぐさであったり雰囲気がびびさんのツボにはまるというような感覚でしょう)、彼氏としては理想的だったのに、本当は違うの?というような感情が芽生えてしまいました。また、「戦車R」は『計画挫折』の意味を持ちます。そして『父祖に拠らない独立自立』を意味するものでもあります。彼と結婚することはご実家の娘としてのびびさんではない、その家庭の主たる主になることでもありますから、『びびさんは、彼と結婚できないならば・・』そんな『挫折感』や『怒り』(『挫折感』、『怒り』は「戦車R」の象意)といいますか、八つ当たりのようなそんな感情を抱えておられるようです。


抱えておられるだけで表現していないので、それは苦しく辛いことだろうと思います。


さらにカードの上下関係としてその上に『崩壊』の意味合いの強い「タワー」が置かれており、前段で述べたように、びびさんは『彼と結婚できないならばいっそこの関係性を壊してしまいたい!』との『混乱』した感情を持っているようにみえます・・・


その理由は、ポジション4に示される「審判R」に探すことができます。「審判」は『家族の絆』を示すもので、ノスタルジックなイメージがあり、『ふるさと』を意味します。びびさんは、ご実家から遠く離れていらっしゃるのでしょうか。そのさみしさも手伝って、彼との未来を悲観的に捉えてしまっているようです。また、「審判R」は『別れ』のカードであり、『過去の恋のトラウマ』を意味します。


もしかしたら、今回の状況が、過去の失恋の経緯と似ているのかもしれませんね。「審判」は長い時間軸を持ったカードです。いずれにしても、彼とは長い春になりつつあるびびさんの状況を、びびさんが悲観的に捉えていることを示すものです。


本日、マリフォーチュン飯田橋ラムラ店に出演します。飯田橋ラムラ店は最終日、皆さまとの出会いを楽しみにしています!

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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