ハルジオンに寄せてあれこれ想う
9月の終わりに入院したことは、私にリセットをもたらしてくれました。ノーストレス状態と思っていたけれど、やっぱり生きていればそれなりにいろいろあれこれ溜めこんでいるものなんですね。非日常の期間を経たこと、ちょうどよいタイミングでいろいろとデトックスできたみたい。
私不在時に家人にオリーブの収穫を頼んで塩漬けにトライしてもらったのですが、そもそも私がガーデニング初心者ではありまして、オリーブの実自体が痩せていました。残念ながら食べられるようにはできませんでした。来年は、もっと豊かで張りのある結実に近づけるべく、もっと手をかけないと!と気持ちを一新します。
夏に、課題として抱えていたのが、⤴ハルジオンです。いやいや、つい先日花が咲いてくれたので、この『謎の草』が『ハルジオン』だったか、と分かったわけなんですが、そうなの、夏に龍の髭の合間から青々と強さ全開に葉を茂らせ始めたこのハルジオン、一体何て名前なの?と謎だったんです。Googleレンズに聴いてみて、薄っすら『ハルジオンかな』とは思うものの、茎が一向に伸びてこなかったので、様子見していたんですね。
最近になって、葉も水分不足になってしまったか(私の栄養失調状態で爪がヤバいのとおんなじね)、シワシワしてきましてようやく花をつけてくれました。最後にひと花・・以前どこかで聞いた話・・数十年にたった一度花を咲かせ、枯死するセンチュリープランツ;リュウゼツランやアガぺをふと思い浮かべます。そしてまた、ハルジオンだったか!と確認してユーミンのあの切ないlyricが頭のなかに流れてきます。
そしてね、ハルジオンが『貧乏草』と呼ばれる所以をGoogle先生に教えてもらったら、草花の呼び名がなんともロマンチックではないのはなぜなんだろうと思いました。いやいや、正に、手入れが行き届かない庭だったからこそ、ウチの庭に咲いたのだったか。
No War Please
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