黄金絹唐笠茸
それを見つけたのは、雨が続いた翌朝のことでした。蔓薔薇の根元に「あ、白いキノコが生えてきた」写真の左側、最初に生えてきたものでした。忙しない日だったので、そのまま放置しました。
幼体のときの鮮やかな黄金色、幼体の形状が卵のようで仏様に見える、そして数日間で枯れてしまう寿命の短さ・・・そんなところから、このコガネキヌカラカサタケは『幸運のキノコ』『お釈迦様のキノコ』と呼ばれるんだそうです。へぇぇ
『白いキノコが生えた』と思った翌日、蔓薔薇の鉢、もう片方の支柱脇に、昨日見つけたのとは違う色形の、傘が莟んでいる形で昨日のより黄色っぽい、『これはキノコだよね?』なんていうのが生えてきています。ここで初めて検索しました。
ああそうか、命が短いキノコだから見られたらそれが幸運ということなのね。観察していると、情報通りに3日後には小さく枯れてしまって、ぱっと見消えたようにも感じます。ああ、なんだかありがたい感じがするような。
先に見つけた、成体であるほう・・大きく開いた傘は、綿くず状の鱗片に覆われて柔らかそうです。黄色や茶色ということですが、ウチのコはベージュにうっすら茶色がかって、その形も傘の中腹が一旦凹む、滑らかな曲線を描いて、なんだかエレガント。(シルクという名がついているのは、その上品な感じからかしら・・)その翌日に見つけた幼体は、卵状、円筒状で黄色みが強く、なんとも可愛らしい。そして、消えちゃいました。
思い返してみると、ちょうど、長男のところにbabyがやってくるよというニュースがあった頃に、ひとつめのカラカサタケが芽生えた(芽生えたとは言わないかな~~)んじゃないかと思い当たります。祝福されたようで、ありがたく嬉しく、感謝します。
No War Please
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