ⅩⅧ.月/カード徒然

来週、家人の手術があります。2021年春からの闘病生活、今度の手術で一旦けりがつきそうです。特に家族の看護/介護が必要なわけではなく、彼も闘病中ながらフツーに日常生活を送っています。私もフツーに日常を送っているつもりなのですが・・・


なんだかどこか、僅かなものではあるのだけれど、落ち着かないカンジです。この季節、衣替えとか、庭いじりとか、春夏の支度を進めなければと思いつつ・・そう、春夏の支度を”しよう”ではなく”しなければ”なんて考えてしまう。”しなければ”って思うと、『明日でいいか』って逃げたくなって、それを日々繰り返しています。少し前まで先が気になって夢中で見ていた動画(サイコパスの殺人鬼のお話ね)ですが、最終シーズンを前に急に興味を失いました。


不安を手放すためにどうしたらいい? 

理屈で考えてみれば、信頼している主治医に明快な説明を受けていますし、『手術』なので一定の不安要素は今回の場合、いえどんな場合もあるものです。不安要素をつぶす具体的方法を私は(いえこの場合誰も)持ちません。沸き起こる不安があるのは私の心のなかです。だとしたら、自分の心の持ちようですよね・・・


カードの応えは「月」でした。


時を待て


基本的に肖像画であるタロットカード、そのなかで「月」は人物像のない例外的な1枚です。夜の闇を象徴し、『神秘』『曖昧さ』を顕します。『夜の闇』ならやがて明ける。明けたら陽が昇るでしょう。それには人為的なものは介在しません。私の心のなかにある”不安”は、形/実体を持っていないし、夜明けになれば朝の光に溶けゆくものなのでしょう。「太陽」は、『健康回復』という象意を持つⅩⅨ番のカードです。


そうか。さて。『時を待つ』ことに取り組みましょう。ここに不安があるよね、と意識して、集中できないと思ってもまずとりあえず、手足を動かします。春夏支度にとりかかりながら時を待つことにします。


No War Please

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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