どちらのひとと?part3・・Aの場合

今回のケースは、リーディングケースにご応募いただいたものです。 

すーさんさま 占日時2018/10/05

では、展開を読んでいきましょう。 


選択前の現状を示すカードは「世界」です。『完成』『融合』『到達』・・といった象意から、彼女が今、ふたりをそれぞれに想う気持ちで満たされていることを示します。 ちなみに、このカードがリバースで『あなたが手に入るのならこの世はバラ色なのに』といったイメージの、”片思い”のカードだといえます。 


彼女は、ふたりに片思いということなのですが、 依頼文にあるようにどちらのことも大好きで、またどちらとも特に接近する姿勢をとっていない(これは『世界が閉じている』;『完成している』といった意味です)ので、アップライトで示されているのだと解釈します。 


では、A・・間もなく退社が決まっている社員さんを選んだ場合どうでしょうか。 


「太陽R」~「運命の輪」と続いています。 「太陽」は結婚のカードであり、このときの結婚とは『男女が仲良く一緒にいる状態』を指し、結婚しようとするならばそれもうまくいく状態を指すのですから、 リバースでも悪くとりません。 


「太陽R」には『マンネリ化』、『素直になれない』という象意があるので、 おそらく彼女は、彼を恋愛対象として選んだとしても、照れがあったり、今までの関係性を変えようとする場合若干の躊躇いが出てしまうのでしょう。 


ですが、Aを選んだときのアンサーカードは「運命の輪」。人物像の無いカード、人為的なものに拠らない人生の『転機』を示すカードです。 彼女が、彼へのアプローチを素直にできないとしても、そのまま彼が会社を退社する日を迎えてしまっても、彼とは(人為的ではない)『運命』が決めたような『偶然の接点』が持てたりする暗示です! 


また、「運命の輪」は『移動/異動』を伴うものなので、彼が退社してからのほうが、ふたりにとって接近のチャンスであるようにも思えます。 次回、Bの場合を読んでいきますね。


本日第3金曜日、李々佳はすずらんで占います。皆さまとの出会いを楽しみにしております!

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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