国際恋愛part6・・彼女と彼

今回のケースはエキサイト電話占いのお客様のものです。 お客さまの許可を得て掲載しています。 hikariさま 占日時2018/05/17 

彼の心境を示すカードとしては、深層心理に「恋人R」、そして顕在意識には「節制R」です。

この「恋人」というカード、その名前から誤解されやすいのですが、例えば未来のポジションに出て『占うふたりが恋に同士になるだろう』とか、相手の背景に出て『相手には恋人がいる』というようには読みません。ですが、心境を示すポジションに出た場合、リバースだろうが相手に対し『(はっきりとした)恋愛感情を持っている』と読みます。


ただリバースである、その理由を読み取る必要があります。

この場合は、「節制R」との組み合わせからもわかるのですが、『なかなか相手に会えない』『I miss you』という感情です。「恋人」は、水星が支配するコミュニケーションに関わるカード。男性と女性が同じレベル(標高)の道を歩いてきてその道がひとつになっていくところで出会っている、『Boy Meets Girl』を示すものです。顔と顔を合わせ、手と手を繋いでいる・・『やり取りがある』、『顔を合わせる・・デートする』といった象意を持ちます。


彼は、彼女に恋していて、いますぐに会えないことを寂しく恋い焦がれています。


また、「恋人R」は、三角関係を示すものでもあり、そして『過去に向き合えなかったひとがいるがために今向き合うべきひとと向き合えない』といった恋のトラウマをも示しますし、『カップル、夫婦仲が良くないことを後悔する感情』、『未練ある別れ』ともいえます。この意味も反映されていると考えます。


彼は、その配偶者が亡くなるとき既に恋愛感情を持っていなかった、それを妻にも表現していたと、その苦悩を彼女に告白しています。占日時の彼は、彼女を愛しているけれど、亡き妻への罪悪感も同時に持つのでしょう。


顕在意識としての「節制R」。「節制」は蟹座と関連し、『穏やかな日常』を示すものであり、その日常は『テリトリー』でのものです。また、このカードはリバースでないものねだりのカード、依存性を持ちます。


彼は、彼女と日常に触れ合えない(占日時)現在を嘆いています。愛する人にはそばに居てほしいひと、というプロフィールが浮かび上がります。これは、深層心理「恋人R」を補強しています。


そして、キーカード「デスR」。

「デス」はアップライトで『死と再生』を第一義とし、『私は終わる。なぜなら始まりがあるから』といったメッセージを発しています。『始まりのための終わり』です。それがリバースになって、『リスタート』が強調されます。そこから派生する意味として、またこのケースの場合、フィットする意味としては『再婚』です。この読み方は、キーカードとしての観点からです。


このポジションは彼女にも影響を示しますので、占日時において彼のことが気にかかるけれど彼との結びつき・・結婚(男女が仲良く一緒にいる意)に対しある意味冷静な部分も持ち合わせていたり、過去に結婚をしない人生を選んでいた彼女の姿勢が『リスタート』されるできごとがあることを示唆しています。「デス」;『停止』の意味を残しますから、リスタートといえど慎重です。


実際には、彼女がやはり、彼と結ばれることを徐々に考え始めるようになりました。


彼らは長いLINEのやり取りを経てようやくもうすぐ会うはずです。その先にはきっとふたりで生きていくことを選んでいくのではないかと私は思います。


本日、李々佳は東京大神宮近く(千代田区富士見2-3-5) すずらん で占います。皆さまとの出会いを楽しみにしています❣

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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