復縁成就part4・・彼女側のカード

今回のケースは、対面鑑定のお客様のものです。 お客さまの許可を得て掲載しています。 

MACさま 占日時2018/05/07 

part3の補足ですが、ワンオラクルが「力R」で、彼の背景に同じカードが出ました。彼と元カノとの関係はふたりを占うまでもなく『自然消滅』だから落胆しすぎないで、というメッセージだと思います。


さて彼女ですが、深層心理に「運命の輪R」。『同じことの繰り返し』を意味していて、彼女がカードの人物像に投影されてしかるべきポジションに人物像の無いカードであるということ、ここから、彼女には『過去のフラッシュバック』が起きているといえそうです。


過去に経験した恋の苦い思い出が彼女のなかに自然と沸き起こっていて、この恋”も”きっと彼が元カノを選んだことにより終わってしまうのだ、と悲観的に捉えているのでしょう。


顕在意識には『愛情と思いやり』に満ちた、オンリーワンの彼女を意味する「女帝」です。彼女を裏切る発言をした彼だとしても、とても愛情深く想っている心情です。『大いなる受容性』を第一義としますから、元カノを選んだ彼だとしても彼女は彼を愛しています。


背景には「吊るし人R」、” 盗人” のカードです。彼との間に割り込んできた元カノの存在を意味しているのでしょう。また、『尽くし甲斐のない相手』という象意から彼女が想うほどの彼ではないのかも、といった周囲の意見(現実に彼女が誰にも相談していないとしても)を意味しているでしょう。

『問題先送り』という意味も持ちますから、彼女がこの状況を周囲に相談すればきっと「そんなひと、放っておきなさいよ」と慰められるような状況といえます。


そんな状況下でも、彼女は彼を愛しています。だからこそ、復縁がすぐ成る展開になっているのでしょう。


彼女の姿勢は「皇帝」で示されています。彼女は、心・・内面には女性性の強い「女帝」を持っているのに、彼に見える言動には男性性の強いものが出ています。つまり、『キミは強いから俺がいなくても大丈夫でしょ』と男性に言われてしまいそうな状態を顕しています。


今回、元カノのところへ戻ると彼に言われたとき、彼女はとても潔い態度をとったのですね。そして心理は優しい愛情に満ちたものであるなら、この状態だけを短期的にみれば、背景に示される「吊るし人R」が言うように彼女の『骨折り損』なのかもしれません。


ですが、カード全体を見渡せば、少し長いスパンでみれば、彼は彼女こそが自分のステディな相手だと気づくだろう様子が示されています。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

0コメント

  • 1000 / 1000