影絵劇/shadow Kingdom
家人の闘病も落ち着き、コロナ情勢も少しずつ落ち着いてきている(・・のかな?)けれど、このところ出不精がすっかり板についちゃっていました。広島旅行計画をきっかけに、出かけることをもっと熱心にしようかなと・・アンテナたてないとな~なんて考えていました。それが、昨年12月です。
配布される市の広報誌もいつもより丹念に見ていて、2月末に『影絵劇』があるのを見つけて、申し込んでいたんです。演劇好きの彼女を誘って出かけました。
(今までも・・2018.09.22 MOTHER 特攻の母 2015.05.25 サツキノジジョウ )
影絵カンパニー「望ノ社」は、日本人とカナダ人アーティストのユニットで、世界8か国40都市以上での上演実績を持つのだそうです。市民会館の小ホールで、始まったその時には子供向けなのかなあと正直あまり期待をしていませんでした。でもでも・・観ているうちにどんどんひき込まれていきました。細かくて綺麗で、ふっと笑っちゃってちょっとじんとして。
スマホを手放せない少女が、或る夜の夢の中で異世界に遊ぶ・・独裁者と革命と親子愛と・・お伽話であり現代的要素もふんだんで、少しシニカルな社会批判もユーモアで語られます。脚本が秀逸ですし、それを300体以上の人形で表していく、微妙な人形操作の技術に感嘆です。影絵って、どこかノスタルジック。ふんわり、夢の世界に遊びました。
No War Please
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