ⅩⅡ.吊るし人(リバース)/カード徒然/問題を先送る
カードが伝えるものは、描かれたその『絵』。それは現状を映すものです。
リバースのカードは、アップライトの状態から動画化させて読むべきものです。
リバースのカードは、絵が示す要素の過剰或いは不足です。アンサーカードがリバースならば、アップライトにしようとすることが今の問題の打開策です。
「吊るし人」。手足を縛られて木に吊るされている男。浮かぶイメージは『身動きができない』~ですが、絵の中の男の表情は穏やかです。スカピーニではわかりにくいのですが、カードの種類によっては後光が描かれ、それは『動かない状態』にあって『思考が冴える』ことを顕しています。拡がるイメージは『ほかに選択肢はない』、そして選択肢がないなら『静止』して取り組むことが、今質問者が為すべきことです。
『修行/難行/服従/献身』・・・自分で動くことがかなわぬ今ならそこに『覚悟を以て』向き合うことが、問題に直面することが、運命に求められていることなのです。そして、向き合うことは、抱える問題への”今為すべきこと”をしているのですから、”今”が苦しくとも先はきっと明るくなるはず。だからこそ”微笑める”のです。
リバースなら、縛られている”今”が苦しくてその苦しさから逃れようとする、吊られた男は暴れます。足が縛られた状態で暴れれば、ロープは足に食い込んで、より暴れざるを得ないでしょう。結果的に問題は先送りされます。
23日から広島へ行く計画があります。楽しいはずなのですが、寒かったり暖かくなったり、何着ていこうか決められなくて、パッキングを日延べしていました。『今の私のざわざわする気分の解決策は何?』、そうカードに尋ねたらアンサーカードが「吊るし人リバース」でした。
わかった。きっと楽しい時間を過ごそうという想いを以て、”今”面倒くさいけど荷造します~
No War Please
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