ミシン
この夏のリフォームを機に、あちこち片付けようとしています。元来が散漫なので、進捗度は遅々としていますが、この歳になってまぁ急ぐ旅でもないか~なんてのんびりな断捨離です。そんな或る日の片付けもので、ミシンがでてきました。いやぁ、そこにあるのは知っていたけど使わないし、ちょっと気が引ける思い出話のあるミシンで、面と向かうのを避けていた(大袈裟💦)というのが実のところです。
実は、このミシン。30年近く前;購入当時の私にとって身分不相応なお値段でした。そもそもは、新聞に入ってきたチラシに載っていた15,000円のミシンを買おうと思っていたのです。チラシの電話番号に連絡すると、ピシっとした女性が2人やってきました。新人の営業さんと先輩、ってところです。
購入希望の15,000円(以下A)を見せてくれるんですけどなんとデメリットを羅列します。まるでAの悪口を言っているみたい。『その点こちらは・・』と恭しく現れたのが⤴Bミシン、お値段“ン万円”です。今度はBのメリットをこれもあれもと教えてくれます。そして、“ン万円”については、無理なくご返済できますというローンを提示してきます。今思えば『ご返済』という言葉にもっと慎重になるべきでしたが、当時の私は、柔軟星座(そして特に双子座)らしく『Aを買う』という自説を変更するのに、そう時間はかかりませんでした。実はその時、まだ事務所を持たずに自宅で仕事をしていた夫に、価格をごまかして報告したのを憶えています・・・
まぁまぁでも、家庭科の提出物は母と、中学時代からの親友Aさん担当だった私が、そこから数年はミシン掛けに夢中になって、簡単なベビー服に始まって、ピカチュウやニョロゾ、プリンの形のリュックを子どもたちの友達の分まで作りましたっけ。充分楽しんだので元が取れたかも、と無理やり言い聞かせて、その後は沢山の生地と共に収納に眠らせていました。(生地は、ここへ引っ越した15年前くらいに義母にもらってもらいました)(義母はなかなかのクリエイターなので)(私のベビー用ですから1mとか中途半端な丈の端布は)(バッグとかランチョンマットなんかに変身しました)
さて、ミシンの話にもどって・・埃を被っていましたから、例の『すみっこブラシ』などなどでお掃除します。あら、割とキレイになったのででは動かしてみようと、これまた捨てられずに積んであった古タオルを雑巾にリメイク。買った方が早くて安いかもだけど、古タオルリメイク雑巾は意外にも柄とかカワイイじゃないですか^^
よく見てしまうと私の裁縫スキルが低レベルなことがバレますが、久々のミシン掛けが思うよりずっと楽しくて。雑巾が縫えたので、次の段階?輪縫いにチャレンジ、おとーさんのズボンを裾上げします。調子に乗ってきて、浴衣帯をリメイク、ずっと探していたけどいいのが見つからずにいた、テーブルライナーにしました。(縫いあげてから、半分を表裏;黄色と緑のツートーンにすればよかったと・・・)
ミシン、面白いな♬
No War Please
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