カラスノエンドウ
ローカルニュースで耳にしました。22年間、連載された草花コラムが作者の方の体力的理由から幕が閉じられる・・・作者の小林一公さんは、意識的に雑草という言葉を使わずに執筆されたそうです。
ウチの塀の僅かな土に強い生命力で生えてきている、カラスノエンドウ。(因みに、音節の区切りは『カラス/ノエンドウ』なんですって)私のフツーでしたら除草の対象なんですけれども、ちょうどそんな話を聞いた直後だったので、抜いてしまうのが躊躇われました。
くるくるした巻きひげ、連なる小さな葉がリズミカルな印象を与える明るい緑。写真のときにはまだ見えていませんが、濃淡2色が愛らしい、蝶型の花をやがてつけるでしょう。好きな花ですし、スギナのように根を張ることもないから、伸びすぎて邪魔になれば抜くのに苦労しないよね・・・そんな風に考えて、今回残しておくことにしました。
昔、『キャンベルタウン・野鳥の森』で飼育員をしていたことがありまして。春になると倉庫脇にカラスノエンドウが山ほど出てきます。野鳥のほかに飼育しているワラビーに食べさせるために摘む仕事があったっけ。楽しい作業だったなぁって思い出しました。
食べさせるワラビーは今ウチにはいないのですが、観賞用に一旦残して・・・この煉瓦塀にはプランターを吊り下げようと考えているので、それを実行するときにバランスをとることにします。
No War Please
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