Ⅹ.運命の輪(リバース)/カード徒然

質問に対するアンサーカードがリバースのとき、カードをアップライトにしようと考えることこそがその問題の解決策になり得ます。


アンサーカードが「運命の輪」で、それがリバースに出たとしたら・・・

基本的に肖像画であるタロットカード、そのなかで人物像のない例外的なカード2枚のうちの1枚がこの「運命の輪」です。人物像がない・・人為的なものが介在しないのです。


ものごとの周期や時間的タイミングに関係するカードで、現世における運命の移り変わりを象徴します。図柄からのイメージとしては『運がいい時もあれば悪い時もある』、絶え間なく流れる時間の中でひとはそこから逃れることはできません。それはまさに『不可避』の運命です。


では、リバースに示されたら、その状況をどう解決していけばいいのでしょうか。


人為的なものが介在しないのなら、自然にアップライトになるときは必ずやってくるはずです。そう、ぐるぐる廻るカードなのです。いい時もあれば悪い時もある、悪い時が永遠に続くことはないのです。リバースに示される状態で、やる気が失せているのなら、『そういう時期なんだ』と静かに受け止めて、機が熟すまで待ちましょう。運は巡りくるのですから。


No War Please 

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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