ラブスプレッド、Rさんの場合/回答編

今回のご質問は、ポジション5:「運命の輪R」~ポジション6、そして7への解釈についてのことです。Rさんには以下のようにお応えしました。

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以前、お伝えした時にそのように説明したことが間違いというわけではないのですが、ポジション5がどの場合でも必ず1~2か月後の状態を示す、と限られたことではありません。


私のラブスプレッドでは、ポジション1~4の現状(4は現状の状況ですがそれは現状への経緯であり、1に至る過去を示すものでもあります)を示す8枚のカードが、ポジション6~7の未来の状態を予想する4枚のカードを導いていきます。


ポジション5は、キーカード。1~7に顕されるふたりってこういうふたり ということを示したり、占日時現在の当面の課題を示したりします。今回の場合は後者で問題点が示されています。


ちょうど、水星逆行が2/4まで続きます。「運命の輪」には人物像がなく、人為的なものが介在しない中での『タイミングの悪さ』、『コミュニケーションの行き違い』を示したのだと思います。5から6~7へ流れていくので、既に最終ポジションまで行ってしまっていると言えます。


ここで汲み取るべきは、『運命の輪逆』で示されたふたりの間の行き違いにより、そのネガティブさを引きずってしまうと、Rさんが「太陽逆」~「星逆」になりやすいので気をつけて

ということなのです。


今からでも遅くありません。なぜならば、「星逆」が示すことは、現実的な問題というより意識の問題と捉えられますから。


「太陽」も「星」も、『子ども』と関わるカードです。Rさんは、彼と会うことは嬉しいけれどお子さまのことが気にかかり彼との時間を手放しで喜べない、という部分があると思います。(「太陽逆」は、喜びを実感するにはなにかひとつ欠ける・・というようなイメージです、然も子どもと深くかかわるカードです)


また、「星逆」はシンプルに象意を拾えば『悲観的になる』ということです。

彼側の「女帝逆」は『女性依存』の状態、『愛情表現の不足』、彼に母性が足りないこと、彼がRさんが母親であるという認識が今一つ甘いことを意味しています。


ここで、「星」を正位置に戻そうという意識が働くと、この局面を打開できます。


正位置に戻そうとする意識とは、「星」の『理想』『同胞』『共有』といった象意を活かすこと・・今はまだ共通認識が持てずとも『きっといつか』『同じ星をめざしていこうね』という意識を以て、Rさん一人でもやもやを抱えないことが重要、また、一気にRさん側の事情を分かってもらおうというのではなく、少しずつ彼に話をしてみてください。

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李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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