北原ミュージアム
年末に夫の実家に顔を出して、その往路に富士山周辺で少し遊びました。河口湖湖畔には美術館博物館がいろいろあって、与勇輝さんの人形とか、山梨らしい宝石の美術館とか、お庭がきれいで映えるとSNSに載っていた博物館とか、富士を集めた美術館とか・・・時間があれば一通り巡りたいと思いました。そうもいかないけど、ひとつ観ていこうというので訪れたのが『河口湖北原ミュージアム』。
古き良き時代の、懐かしさに満ちた愛らしいおもちゃたち。
『ガールズコレクション』の展示に少女時代が蘇り、『お菓子のパッケージ』や『広告物』の展示には古いものなのにどこか新鮮な意匠に感心させられます。子ども時代あの頃のワクワク感と、戻れはしないこの来しかたに感慨と・・・懐かしさにはそれに伴う哀しさがあって、しみじみしました。
『キッズルーム』と題された子供部屋の展示には、一際の存在感を持つウッディがいます。何やらサインがあると覗き込んでいると、スタッフの女性が説明してくれました。
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ジョン・ラセター監督が、やはり北原輝久氏が館長を務める横浜山手のブリキの博物館を訪れて、そこで閃いたのが『トイストーリー』。監督曰く『まるでおもちゃが生きているみたいに感じて、あの映画の構想が浮かんだ』というエピソード。
楽しい時間を過ごしました。
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