夫の本心part2・・彼の心境
今回のケースは、リーディングケースにご応募いただいたものです。
ミチコさま 占日時 2017/08/21
彼女がわからないと思う、彼の本音・・カードでその心境がどのように顕されたのか、みていきましょう。
彼は、とても孤独感を抱えています。その顕在意識として選ばれたカードは”孤独のカード”である「隠者」がリバースです。
「隠者」は『隠れた道を探す者』、非常に静謐な、動きのないカードですが、外界での動きがないぶん、内面は旅をしていることを示すものです。精神の旅;逍遥を顕す、自己の内面を哲学するカードです。このカードがリバースに示されると、自分の内面を探りすぎて、コンプレックスにまで到達してしまいます。
『憶測』が第一義となるカードで、自分にとってのネガティブな想像を塗り重ねてしまう心理状態を示します。『偏屈』『人嫌い』といった意味をも持ちます。カードの絵柄も、彼女のポジションに背を向けています。
彼はすっかりひねくれてしまい、彼女に対し心を閉じている様子です。
ポジション4のカードは、しばしばポジション1や3(或は2)の理由です。
官女の情報のままに、彼には女性関係があったのだとしたら、既に別れています。
それは彼の背景に出ている、『別れ』を意味する「審判R」のカードが既に過去のことになっていると教えてくれています。その状況を彼はまだ引きずっているがために、孤独感があるのでしょうね。
しかし、女性関係が確実にあった、とこのカードだけでは断じきれませんし、彼女の情報を元にすればという読み方ではありますが、いずれにしても関係は終わっています。
では、女性関係がなかったのであれば、この「審判R」は何を意味しているのか・・
(あったとしてもカードは二重、三重の意味で出てくるのでこれは言えることなのですが)
言葉が強烈ではありますが、『不幸な結婚』という象意さえ持つこのカード、彼は家族の絆の中でどこかはみ出してしまっている状況がありそうです。娘さんがふたり、という家族構成なので、彼はそのなかで男性ひとりの孤独感を抱えて、ひねくれてしまったともいえそうです。
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