曖昧な関係？part3・・彼女の気持ち

今回のケースは、リーディングケースにご応募いただいたものです。 

ゆりかさま　占日時　2017/08/11

では、ゆりかさんの持つカードを紐解いていきましょう。 

ゆりかさんは「吊るし人」というカードの状態です。 手足を縛られ、木に吊るされている・・文字通り身動きのできない状態です。 それは彼の状態を示す「タワー」に影響されていて、 海外にいる彼に対し、その『距離』を『（自分にも）背負うべきものがあって』飛び越えられはしない状態であることを顕したものです。  

このカードはゆりかさんの背景を示したポジション4；「世界」とも関わっており、 「世界」（；『海外旅行運好調』『海外へ出てゆく』）に対し、自分はそれができない、と自らを縛っているようにもみえます。

 そのゆりかさんの心ですが、 カードリーダーとしてご質問者の顕在意識に出てしまうと、とても痛々しくて辛いだろうとこちらも悲しくなってしまうような、”別れのカード”；「審判R」が出ています。 同じ”別れのカード”；「デス」に比べて、リバースで示されたこの1枚は、 『（ずっと一緒にいたかったのに）別れを感じて』『悲しくなる』『自分の殻に閉じこもる』そんな意味になります。

 ”別れ”といっても、現状で交際関係以前なので、この場合『悲しみの心』が強調されています。 ゆりかさんは彼のことを、とても悲しいのに、そうしたくないのに、諦めようとしているかのようです。

 一転、深層心理としては「女帝」が出ています。 『愛情と思いやり』の象徴であるこのカード、『妻となる彼女』という意味を持ちます。 依頼文にあったように、ゆりかさんのベースとしては、彼のことを愛しているからこそ妻になるべくの感情がもう備わっているのです。

 それをカードの上下関係でみていくと、ゆりかさんは彼の妻になるべくの愛情を十分にお持ちなのに、自らが『距離』に負けてしまって、彼は自分を彼女候補としては見てくれていないのではないか、と苦しまれているようです。