「MY WEEK WITH MARILYN」
市民ホールにかかったので、観にいってきました。
「マリリン 7日間の恋」
モンローの恋の相手;サードのコリンが余り魅力的でなかったためか・・・
ふたりの叙情的シーンも多くあるのですが、
期待した切ない恋のアバンチュール、若しくはほんわかとする淡いラヴストーリーというよりも、
1956年「王子と踊り子」撮影秘話という印象を持ちました。
邦題やその予告では実話に基づく恋物語と言う側面が強調されていたように思いますが・・・
特にローレンスオリヴィエとの葛藤が見所だと思いましたし、
マリリンモンローの天性の女優としての魅力、それがモンローの哀しい心;少女時代から愛情探しをしたモンローの切なさからきているものであって、わからない父親をリンカーンにしているの、という彼女の台詞は、彼女自身を探していてわからないからマリリンになっているの、と聞こえ、
それこそがキュートでセクシー、偉大な女優マリリンモンローを生涯演じたノーマジーンの栄光と不幸・・・
そんな思いを持った映画でした。
マリリンモンローに今まで以上に深く興味を抱かせる映画でした。
原題「MY WEEK WITH MARILYN」この方が映画にフィットするタイトルだったと思います。
豪華キャスティングの中で、ヴィヴィアンリー役はちょっと不満。
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