『最強のふたり』

映画好きな友人に、介添えしてもらって、2011年の仏映画『最強のふたり』を観に出かけました。

頭部以外麻痺してしまった大富豪と、宝石強盗の前科のある、貧困層の移民の若者が介護人となり、その交流を描いた物話です。

特別に何かがあるわけではないストーリーですが、若者が大富豪に大富豪自身の言葉を借りていうなら「同情していない」。
そう、一対一の人間同士、互いに偏見なく日々を送る。

それがコミカルに描かれて、笑いあり涙あり、じんわりした感動が残りました。
冒頭のカーチェイス、それがラストに繋がっていて、その洒脱な構成も素敵でした。

実話を基にしています。
モデルとなった二人の間には、その後もかたい友情で結ばれている、というエンディングの文字に、また心動かされました。

また、アース&ファイヤーの選曲がいいですね。好き。



このモチーフの映画に松葉杖で行ったものですから、
余計周りの方のお気遣いをいただいて、少し複雑というか、難しいよね、と思いました。
私は一時的なことだけれど、障碍を抱えた方への対応って。
「偏見」というものは、本当に難しい問題だなと思いました。

でも、この映画の若者のように、自然体で受け入れることこそが、
いちばんお互いに楽で心地よい関係がつくれるのでしょうね。


*11/30まで、エキサイト電話占いにて、4種類のカードから選んでいただいて占います。
お時間に余裕のある方は是非、選んでみて下さい。
カードの絵柄や色彩は、呼び起こされるイメージの源であり、あなたが選んだカードがよりその無意識との対話を充実させると思います。
左から不思議な森の動物?たちの肖像マジカルフォレスト、
私の20年以上愛用メディバルスカピニ、
擬人化されていない猫の姿が細かく表現されたペイガンキャッツ、
タロットといえばこれ、というウェイト版。それを絵画調に表現したユニバーサルという
バージョンです。


李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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