土用丑の日の紫陽花のおまじない
猛暑一転、冷夏の気配?という感じ、気温的に(?)タイムリーではないような気もするものの、
近づいてきているので土用の丑の日の話をします。
昨年、環境省により日本うなぎは絶滅危惧種とされ、
先ごろ国際自然保護連合でも、日本うなぎをレッドリストに挙げるかどうか話し合われたと耳にしました。
昨年のこの時期に書きましたが、個人的にはうなぎを好んで食べる方でもないのですが、
食べられなくなるかも、なんて考えると、鯨肉と同じような運命を辿るのかも、なんて思うと、
これからは喜んで味わって食べるようにしようかしらと・・
さてさて、今年の土用丑の日は、二の丑もあって、7/22(月)と、8/3(土)です。
この日の紫陽花のおまじないについて、今年も紹介しようと思います。
以下は、昨年に書いた記事の再掲載です。
くどいですが--;今年;2013年の土用丑は、7/22と8/3です。
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日本では、この日に暑い時期を乗り切るために鰻を食べる習慣がありますね。
それは、夏に商売がうまくいかない鰻屋が平賀源内の知恵を借りて鰻を売り出したことから習慣化した
というものが、その由来の通説になっているそうです。
「土用の丑の日」
五行説(木火金水土の5つの組み合わせで世の中の全てが成り立つという説)を四季に割り振ることを考えた人がいて。春夏秋冬が木から水に充てられてしまうので、各季節の最後を「土用」としました。
それが、今では夏の土用がクローズアップされているというわけです。
そして、「丑の日」は十二支が毎日充てられているのですが「土用」の間の「丑の日」ということ。
年によっては二の丑といって2回あるときも多いです。
ともかく、夏のこの日は鰻を食べる、ということになっていますが、
残暑厳しく夏バテしやすいこの時期に、鰻のように精の付くものを食べる、
というのは理にかなったことなのでしょう。
私は、どちらかといえば鰻はそんなに好んで食べないほうで、
家族に鰻を用意した横でたれご飯を食べたりします。
鰻より、おまじない決行の日であるほうが大事です。
前置き長くなりましたが、ご紹介します。
この日に、紫陽花を使っての一連の儀式を行うと、細かいお金に困らない というおまじないがありまして。
私の知っているやり方のほかにも様々あるようですけれど。
「細かい」というのは、いきなり宝くじが当たったりするわけじゃなく、
あれ、お金厳しいな・・というとき、思わぬ助けがある みたいな効果なのです。
この20年ほど毎年行っていますが、
例えば不況厳しい時は周囲に紫陽花がなかなか見つからなかったりして、不思議な思いがします。
午前中に、全て済ませます。
紫陽花をふた房用意して、玄関の内外に吊るします。
また、花びらを半紙に包み日付を墨で記して、財布や預金通帳に1年間挟んでおきます。
これだけなのですが、紫陽花が家に用意できない年もありました。
まあ花泥棒は罪にならないとも言いますけれど、紫陽花を求めて余所のお宅にお願いにあがったり、
公園事務所で「紫陽花をふた枝だけ切らせてください」と頼んだりも。
どうしても恥ずかしいので、先に紫陽花を用意することにしましたけれど。
私には、何かと効果を感じられるものではあります。
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