雪だるま
関東で大雪。降る雪に振袖の映える様子が報道されていました。
怪我をされた方も多数いらっしゃったそうで、長男は、八王子から「帰れない」と連絡をよこし、友人宅にお世話になった様子。
雪は美しいけれど、それだけではないですね。
雪国の方は、降り続く雪との付き合いが冬中続くのですね。
私は、申し訳ない気持ちとともに、そうそう日常にない景色に少し心躍らせながら、
母の面会のあと、鮮やかな青空に誘われて、家まで歩くことにしました。
雪かきに汗を流すご近所さんに「大変なことになりましたね」と挨拶しながら、レインブーツのつま先が冷たく冷えてゆくのも構わずに歩いてゆけば、晴れた空と雪の上に小鳥の遊ぶ姿も愛らしい。
東京郊外の、まだ大きな農家や水田もあるこの辺り、それでも宅地化は進んでいて、洒落たマッチ箱のような住宅地も点在し、たくさんのスノーマンに出会いました。
レリーフ状に雪だけで作られたもの、木の実や枝で目鼻や手を持ったもの、シンプルに丸い雪球が重ねられたもの・・・
どのスノーマンも表情豊かで、夜にあの絵本のように、動き出したりするのじゃないか、と空想にふけりました。
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