ホロスコープ・スプレッド

タロットカードの展開方法で、全体の運気をみるのに、私がよく使うものです。

ホロスコープ=西洋占星術の出生図 の12ハウスに準じて、
自我のハウスは質問者の姿勢、価値のハウスは金運、知性のハウスはスキルアップや国内旅行・・というように、個々の運気が1枚のカードに顕されます。
恋愛運は5ハウスに出ます。真ん中にキーカードをおき、対角線で影響し合うので、恋のライン、仕事のライン、家庭運のライン…などと関連させて読みます。

半年から1年くらいの影響力を持つために、主に年運に使っていました。
年の初めには、自分と家族のホロスコープチェックとともに開いています。
キーカードは、その年のテーマとなるものだといえますし、個々の運気に影響を与えるものでもあります。


先日、「今日の彼の状態をみてほしい」とのご要望に、このスプレッドを使ってみました。

仕事のポジションには「デス」;その日の彼の仕事はお休みだったので。
恋のポジションには「恋人」、でも社会的立場には「裁判の女神逆」とパートナーのポジションに「悪魔」、性に関する共有のハウスに「女帝逆」、何より彼の姿勢に「マジシャン逆」とキーカードが「皇帝」であることから、
『今日一緒に行動している女性がいると思われるが、その女性には何か下心がありそうだけれど、彼は彼女と恋人関係には成るつもりがないし、成らない』と読みました。

コミュニケーションの部屋に「太陽」という楽しそうなものが出ていて、
「太陽」の対極のハウスには「法皇逆」で、ご一緒と思われる友人たちから歓迎されない様子も出ていました。
私に下さった情報にも、彼は今日ある野外ライブに行くはず、ということでしたし、
彼とご質問者、(また後で彼と彼女をライブ会場で見てしまわれたとのことで)実際ライブに同行していた彼女との関係性は、この展開以前に占っていて、
情報があってこそのリーディングでもありますが。


時間に制限を設けてこのスプレッドが使えることを教えていただけました。


*お客さまの了承を得て、書かせていただきました。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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