葛藤

*本日まで、エキサイト電話占いにて、4種類のカードから選んでいただいて占います。
お時間に余裕のある方は是非、選んでみて下さい。
カードの絵柄や色彩は、呼び起こされるイメージの源であり、あなたが選んだカードがよりその無意識との対話を充実させると思います。
左から不思議な森の動物?たちの肖像マジカルフォレスト、
私の20年以上愛用メディバルスカピニ、
擬人化されていない猫の姿が細かく表現されたペイガンキャッツ、
タロットといえばこれ、というウェイト版。それを絵画調に表現したユニバーサルという
バージョンです。


先日、偶然に目にしたドラマのなかで、私が占いについて考えていることの基本でもある表現が
出てきて、びっくりしました。
(ついでに言えばそのドラマは、私が好きな脚本家;西荻弓絵さんによるものです)
(主演の方がつい苦手な部類できちんと見ていませんが)

「未来をかえるもの・・それは常にひとの想いだ」

タロットに限らず、『占い』は怖いですか?
家人は「占いに左右されたくない!」「科学的根拠がない」という、無理解派です。
一般的に胡散臭いという印象もあるだろうことは否定しきれない事実です。
何かオカルティックで、ダークなもの、
または遊び道具として真面目に捉えられていないこともよくあります。

私は、卜占としてはタロット使いですが、西洋占星術をベースにしている占術系の占師ですから、学問の一端だという認識もありますし、
タロットの不思議さは私の体験上のもの、タロット占いは、自分の無意識との交信であり、
抱える問題や今の状況に客観的啓示を得る儀式 だと思っています。

科学的根拠がない、と言われてしまえば、反論する明確な論旨を持てないけれども、
タロットカードが内面を引き出す道具であることは、
自らの無意識を引き出して現状を明らかにすることは、
不思議だけれど今までカードとの対話を通じて得た結論です。

例えば精神科医がクライアントに治療を施すように、
芸術家の魂が根拠なくひとの魂を揺さぶるように、
深い意識に働きかける儀式;それを以て到達できる変化や感動が起こることと
同様の効果をもたらすことが多々あるのです。

悩みや問題のさなかにあるときだけでなく、順調な時ほど客観的視点を得るツールとして
有効なものだと思います。
そして何より、事態を客観的に捉えることこそ、未来を変える力の源になります。

例えば占日時に暗示された未来が、決まりきったものとは思わないでください。
未来は変えられます。
例えば、歓迎しない暗示された未来であれば、
このままではこうなってしまうだろうというラインに過ぎません。

未来を変えるもの;それは常にひとの想いなのですから。
そして、そのトリガーとなり得るもののひとつが、
タロットカードのメッセージなのだと信じています。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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