美人鏡

物心ついた頃に住んでいた家には、
[引越しの多い実家でしたので]
自分の認識よりもプラスアルファに映る(…と感じる.笑)
鏡がありました。



幼いながらにも、悲しかったり、気持ちが塞いだりした時に、
その鏡を覗き込むと、自分で思っているより、明るい顔の自分に見返されて、
気持ちがふっと楽になれたような記憶があります。

思春期を過ごした家にはもうなかったので、その鏡は母が処分した鏡台(ドレッサーというよりも、その三面鏡はこう…時代がかったものでした)だったのか、かつての家の洗面台だったのか…その辺りは曖昧です。

美人鏡なのね という母の言葉を覚えているので、
その鏡は、どこか湾曲していたりしたのかもしれませんね。

アバレル関係の友人の話では、お店には細く見えるという鏡が置いてあることもあるとか…ですし。

最近は、見たくないシミもシワも映し出す鏡が怖いようにもなりましたが、
鏡を見ることは、美人の素なんだろうな、と思います。何回も覗き込むことで自分が暗い顔をしていないか、表情豊かで居られているのか…

美しくあるためには、客観視も大切、白雪姫の継母は、白雪姫への嫉妬という悪心さえ起こさなければ、
美人である王道を行っていたのだろうに…と思います。

あれ、例により話が脱線ですね…

仕事机には鏡を置いています。
ナルシシズムのためではなくて、私が占いと向き合う時に、真剣でいるために。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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