春告げ鳥


街路樹に、メジロが遊んでいました。
ひと頃の厳しい寒さより幾分日差しがぬるく感じた今日、そういえばもうすぐ立春ですね。

梅に鶯ならぬはなみずきにメジロ。
共に春告げ鳥と呼ばれるように、梅の花咲くこの季節、囀り始めます。その色などから混同されやすく、日本画で梅にメジロが描かれていたりするそうです。
姿をめったに見せない鶯と違って、花の蜜を好み比較的警戒心が緩いというメジロは、市街地でも多く見かけることのできる野鳥です。

鶯より一回り小さくまた鶯に負けない美しい声の持ち主でもありますが、鳴き方は少し早口でしょうか。鶯の灰色がかった暗い緑色(これを鶯色というのだと思いますが)よりも黄色味を帯びた身体を寒さに膨らませて、鶯の優雅さはないものの、活発にちょんちょんと木の枝をうつっていきます。
その名の由来である目の周りの白いリングが丸い目を際立たせている顔も、本当に愛らしい。

2羽で遊んでいて、「メジロ押し」といわれるように身体を寄せ合っていたのですが、カメラを向けると、1羽が飛び立ってしまいました。

以前、野鳥を放し飼いにした小動物園で飼育係の仕事をしていたことがあって、鳥には興味津々です。眺めているのは飽きないです。
ふんわり春の訪れを先取りしたような午後でした。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

0コメント

  • 1000 / 1000