米茄子の塩照り焼き

立派な米茄子を頂いたので、照り焼きにしました。
醤油でなく、塩で。
あっさりめに仕上がるのに、茄子の甘みが引き立ってとろとろ感が増すように思います。

概ね好評でしたが、
夫はひとこと「やっぱり米茄子は大味だよなあ」だって。

以前も書きましたが、夫は若い頃からの独り暮らし経験と、
元来のお酒好きなため酒肴を手早く作る人なので、私より料理上手です。
（食と器に造詣の深い義母のお友達に「○○くんと料理屋をしたいわ」と言わしめたほどです）

私が新米主婦の頃ですが、
しばらく共働きだったのを辞めて、専業主婦を楽しもうとしていた頃のある日、
オ○ンジページか何かで見た、オシャレなレシピを試しました。
肉のソテーでしたが、凝ったソースで、赤ワインや蜂蜜なんか入っていたでしょうか。

彼はひとくちの後、無言で料理をフライパンに戻し、味をつけ直したんですねー

私が分量を間違えたか何かで、確かに、私的にもこれはちょっとなあ、という味でしたが、
それ以来、夫がキッチンに入るのをまあそれもいいでしょ、と受け入れることにしました。
（周囲の私への風当たりは強いですが、本人も好きなんだから、まあいいでしょ）