反対された恋part4・・今後の流れ

今回のケースはブログメニュー『体験占い』にお寄せいただいたものです。
オレンジさま 占日時 2014/11/15
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ポジション5~6に、選ばれた「女教皇」と「隠者」に共通する象意は『プラトニックラヴ』です。

これからすぐに事態が動く様子はなく、彼は彼女に恋する気持ちはあっても状況的に身動きが取れないために、彼女は周囲と折り合おうとすることを優先するために、ふたりの距離が実際に縮まる様子はないようです。でも、「女教皇」も「隠者」も精神世界での充実を示すもの。「女教皇」→「隠者」なら、彼女の彼への想いは深く真摯になってゆくさまを示します。

彼にも作用するカードなので、彼も現状に持っている「恋人」;『燃える愛情』をクールダウンさせてゆく様子が出ています。ですが、『冷める』わけではありません。彼も彼女同様に精神的に彼女を愛していくということです。

「女教皇」は、この展開のなかで、未来の流れをつくるきっかけともなっていて、これがあってこその未来にはなっています。彼女にあった反対の声はおさまります。『物静かな解決』をみるカードですから。

ポジション6は、彼女と彼、別々の状態を示すことが多く、今回もそう出ています。
彼女の持つ「隠者」に描かれた”賢者”は、彼のポジションに背を向けています。『心に秘めた恋』。
彼女は彼を精神的に深く愛していきますが、それは『孤独』な作業でもあるようです。

一方、彼には「デスR」。彼の人気が復活していく兆しを見せています。同時に、一度、クールダウンした想いが再燃し始める、といったことをも顕していると思います。

そして最終ポジションは「裁判の女神」+「皇帝R」。
ここだけを読めば、彼が彼女にとって未熟な男性であることがわかる (それは彼女が自分の内面を見つめる「隠者」を経てきたポジションだから)
というようにも読めますが、
ここはもっとラブスプレッドの占的である、彼と彼女の恋愛関係がうまくいくこと に沿って読んでいきたいところです。

この展開で最もマイナスに働いているカードは彼女の深層心理に示された「審判R」で、最もプラスに働いているのは彼の顕在意識に示された「恋人」です。
これを踏まえるなら、最終ポジションは、
彼は彼女にとって(年下という点などで)未熟で且つそれを自ら認めたくないために彼女に高圧的な部分もある様子ですが、彼女は彼を自分に似合いの相手である、と認めるのでしょう。

恋が発展していくのはそれから、ということになりそうです。

ここで、彼女が注意したいのは、彼女は彼を”恋人として”認めていたとしても、彼のほうが自分は彼女に未熟なのではないか、と年齢差のギャップを感じてしまいそうなことです。彼を認める=彼に合格点をあげるということや、また「裁判の女神」が社会性を持つものであることから、反対されているだけに『周囲に認めてもらいたい』という意識が強すぎると、彼が自分より世間を彼女が見ているのではないか、と不安になりそうなことです。

未来のカードは”予言”ではなく”予想”ですから、マイナスカードは同時にその対策も示すものです。

彼女に、エールをおくります。

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李々佳・・縷々綿々

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