これは別れ?part3 ”彼の状況と心境”

今回のケースはブログメニュー『体験占い』にお寄せいただいたものです。
tomoさま 占日時 2014/09/06
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彼は、その心のベースに、彼女への誤解から生じている『傷心』を抱えているようです。”怒り”とも表現できる心情です。『自分は正しくとも間違った告発や非難』という象意を持つ「タワーR」。このカードには『失言による口論』『愛情の思い違い』という意味もあり、俯瞰的にみればそれは彼の身勝手な思い込みというところでもあるのですが、彼は彼女の言動を誤解し、心深く傷ついています。

そして、顕在意識には「星R」。夢と希望を象徴する未来を見つめるカードであるこれが、リバースに示されるとき、過去に拘るがために、確かにあったはずの未来への夢を悲観的に捉えてしまうことを顕します。
「星」は、”理想の女性”を示すものでもあって、彼は彼女を理想化しすぎていたのでしょう。彼女の献身があってこそのその状態を”彼女の普通”と思い込み、今回謝らなかった、生身の部分を見せた彼女に『がっかりして』います。「星R」には『未練・邪推・嫉妬』という象意がありますから、彼は、彼女への愛情が深いにも関わらず『ひねくれて』もいるわけです。

彼の状態とその背景は、それぞれ「法皇」と「フール」で示されています。彼女が対応するポジションに持つ「吊るし人」と「悪魔」との相関関係を鑑みれば、彼はこの恋愛関係においてなんと危機感のない状態なのでしょうか。
彼女の「吊るし人」;『辛抱』『献身』に対して、社会性を象徴する「法皇」が選ばれていることは、彼は社会的に穏やかな状態を保ち、彼女への姿勢として『権威を以て』彼女を『導く』ように顕されています。彼女への想いが前述した身勝手ともいえるものなのに、彼はあくまで彼女の導き手;つまり上に立つスタンスなのです。(ここで、アップライトである「法皇」は、他のカードとの繋がりから否定的に読んでいます)
また、彼の周囲の要素として出された「フール」からは、彼が対外的に自由で、何事にも囚われることのない状況に恵まれていることを示しています。彼女の「悪魔」に対して、なんて違いなのでしょう!
彼女はその深い愛情から、彼に今回謝罪をしていないのに、まるで、ただ彼女の身勝手であるかのように彼が捉えているのは、彼の対外的な姿勢と、彼女への姿勢や想いとが食い違っている・・良く言えば公私を分けているからなのです。

占の前のワンオラクル;「運命の輪R」が私に強く主張してきます。ふたりにはすれ違いが起こっているのだと。

次回、ポジション5から始まる、未来予想について読んでいきます。

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