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シンクロするカード『別れの先に』part1

『別れの先に』part2・・”彼の13枚”

カードは、度々暗示的にシンクロします。

彼女は彼と秘密の恋愛関係にありました。秘密の恋なれどその愛情関係は満たされたもので、ふたりの間に問題はなかったのですが、あるトラブルから彼の家庭に関係が発覚してしまいました。彼の配偶者から起こされた訴訟は、双方折り合うところへ収束しつつあります。でも、彼女が知りたいのは、彼との関係性がどうなってしまうのか、ということです。

ラブスプレッドでも一時的な別れは顕されていましたが、最終ポジションでのメインカードは「力」。彼女が強い姿勢で彼を待てる忍耐力を持つことを意味しています。サブカードは「世界」。「世界」は、『完成』のカードですから、しばしば”物事の終わり”のときに顕されます。ですが、22枚大アルカナ最も善く最も強いとされるカードです。彼は彼女との恋愛の時間は終わりなのだとしても、ふたりの時間をとてもとても大切にしていくようです。

更にメインカードとサブカード、その上下関係でいうならば、ふたりの『恋愛関係は素晴らしいものであった』（＝「世界」）がゆえに、ふたりの関係性は『時間はかかるかもしれないけれど再び結ばれる可能性は大いにある』（＝「力」）と読むことができます。

私は、ふたりには一時的な別れは避けられないとしても、将来に続く縁は今回のことで切れはしない、とお伝えしましたが、鑑定後、そのイメージを確かめるために彼女と彼、それぞれの全体運をホロスコープスプレッドで展開しました。

すると、彼と彼女、私が”恋愛運の先”とするポジションである11室に同じカードが顕されました。

「運命の輪」が！

人物像が描かれていない、人為的な作用のない、いわば”神託的”なカードです。人智を超える大きな力によって動かされるものごと・・・恋愛関係でいえば、『前世から約束された深い縁』といったことを暗示します。

今回は、それぞれのホロスコープスプレッドに言及したいと思います。

カードのシンクロ・・・不思議なのですが、これは本当に度々起こることで、この状態に出会う度にいつもカードの持つ力に魅了されます。

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シンクロするカード『別れの先に』part1

『別れの先に』part2・・”彼の13枚”

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