【占例紹介】『好きな人の気持ちは?』part4”ふたりの今後は?”

占断データ;
ワンオラクル;皇帝R
ポジション1;(ふたりの現況)フールRと戦車R、
ポジション2;(彼女の気持ち)タワーRとデスR、ポジション3;(彼の気持ち)世界Rと隠者R、
ポジション4;(それぞれの周囲の要素)マジシャンRと悪魔、

ポジション5;(未来に繋がるキーカード)恋人、
ポジション6;(近未来)審判Rと運命の輪R、
ポジション7;(最終的なふたりの状況)太陽と皇帝R
 
占日時(=カードを展開したとき)、彼女の心境は悲観的に顕されています。でもその状態でも、すぐ起こるだろうこととして、「恋人」が選ばれています。(質問者の現況がマイナスカードで示されても、未来にプラスカードが出る場合、それは”運気が強い”ということです)

ロマンスのカード;「恋人」。恋のことと同時に人間関係が密になること、コミュニケーションの活発化を意味します。現状で、彼か彼女に他の異性関係をにおわすものが出ている場合には注意すべきです。が、この場合、彼の気持ちは彼女にある、と見ていますから、ここはひと月以内に彼女と彼の距離が縮まると読みます。しばらくできていなかった、彼と食事することなのか、彼と親しく話せる時間なのか・・・

ですが、ポジション6に示されるカードから、その恋に発展できそうなチャンスを次に活かすことがこのままではできなさそうです。彼女は、彼と縮まる距離があっても、やはり現状の心境(ポジション2);悲観的なままでは、遠からず失恋したような状態(「審判R」)となってしまいそうです。

なぜ?ここは、彼側の「運命の輪R」と呼応していて、「運命の輪R」があるからこそ彼女は「審判R」となる様子です。彼に示された「運命の輪R」.
このカードには人物像が描かれていません。(因みに、人物がないのは22枚大アルカナで「月」とこの「運命の輪」2枚だけです)人為的なものが介在しない、神託的なカードなのです。

彼とタイミングが合わない・・・でもそれは、彼が意図することではなく、致し方ない事情によって彼は彼女とすれ違ってしまうようなのです。でも彼女はそれ以前に「恋人」で示されるような彼との距離が縮まる事態を通過していますから、余計に悲観的になって、彼との未来はないように失望してしまうのでしょう(「審判R」)。

ですが、彼とのすれ違いがこのカードによって起きているものならば、『運命のいたずらされたように』すれ違うのですから、そう、まるでドラマのようにと考えれば、そのすれ違いさえ楽しむことだってできるはず。
こんなふうに楽観的でいられるのは、最終カードにすべてをオールマイティに解決してくれるカード;「太陽」が顕されているからです。

次回、このケースの最終回です。
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李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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