子離れできない？（永遠の嫁姑？）

桜が見事ですね。満開です。

新しいスタートをきったかたも多いのでしょうね。さあ、新年度というのに、なんだかちっちゃーい私の話です--;;
すいません。

おかげさまで、ウチのおにーさんも新社会人、向こう半年は赴任先が決まるまで基本的にウチにいません。

彼のお弁当を作らなくなって数年、いつウチに帰るんだか夕飯は要るんだか・・・というカンジで、最後のほうはもう余り存在を気にせず暮らしていましたけれども。いやあ、いざ、暫くいないのね、然も社会に出るのですね（ああ、社会に出していいのだろうか・・・）ってなると、実はちょっと寂しい。

出発する日、駅まで送っていきたいと思っていたのですが、私はなんだか素直に「送っていくよ」と言えませんでした。
（結局送ったんですけどね）
その前日まで最後の野球サークルの合宿やら、卒業式やら、追いコンやら、Uターン就職の友人の引越やら。ほとんどウチにいなかったんですね、いつものことなんですけども。出発前日も友人と彼女（可愛かったですよ～）を連れてきて、一緒に食事にも行ったりしてそれは楽しかったのですが。ああ、ヤキモチなんでしょうか、姑根性でしょうか・・・・・お嫁さんでもないのに。彼女には罪はまったくないのーーーーー　いいお嬢さんだったのーーーーー

彼の大荷物を見ているのに、「どうやって持ってく？」の問いに「バスで行く」と屈託なく答えた彼が、なんとなく憎らしく思えちゃいましてね。ちょっとヒステリックに「送っていかなくてもいいのね！」それでも、なお穏やかに「いや、送ってくれれば助かるけど」と言ったのに、私はもうへそを曲げてしまい、小一時間も言い合いをしてしまいました。ヤツが理屈っぽいことを言いだすとしつこいので、面倒なのはわかっているのに。ああ、やっぱり私がヤツよりうんと子どもっぽいですねえ・・・とほほ。

最終的には、気持ちよく送り出さなければと思い直し、ヤツも喧嘩したままではと思ったのでしょう。言葉少なく気まずい空気の中、駅まで行ったのでした。
子どもが自立していくのを、応援しなければなのに、寂しさが私を素直にさせませんでした。エゴ、ですねえ。

応援してます、この春に新しい一歩を始めたかたを応援します。