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3月半ばから始めました。カードリーディングに際してお話を伺う前に、占に用いるものとは別のデッキからカードを1枚ひいておきます。
リーディングに入る前の儀式に新しく加えた、このワンオラクル。
かかる問題にメッセージを予めもらっておくためです。

大抵の場合、展開のなかに同じカードが顕されます。お話によって複数回の展開をすることも多々ありますが、どこかに出てきます。

タロットカードの発するメッセージが、カードを選ぶかたにとって大いに意味を持つからでしょう。
(カードを操るのは私のインナーガイドである『李々佳』ですが、カードを選ぶのは質問者です)
タロットカードが、それ自体が、人智を超えた神聖なるものなのだなあと再確認します。
(この場合の"神”とはどの宗教にも属さない存在です)

ワンオラクルを、なぜリーディングのプロセスに加えたのかといえば、ずっと考えていたことでもあったのですが、
カードの正逆とその意味;一般に解説書などで語られるところのカードの意味 をひろっていくリーディングではなく、カードの意味に振り回されるリーディングではなく、カード自体が発するメッセージを純粋に受け取ろうとしたいからです。

ホロスコープ解読での「惑星」には最早、凶星・吉星という概念が薄れているように、
(例えば吉星といわれた木星は『膨張』の意味を持ちますし、凶星といわれた土星が顕す『試練』を乗り越えてこそ成長があるように)
カードにも『良いカード』『悪いカード』というものは実はないのだと思っています。

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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