ラブ・スプレッド

恋愛関係や1対1の関係性をみるとき、私はハート形に展開するスプレッドを用います。ハート形の外に置くキーカード；直近の未来　を除く各ポジションに1枚カードをプラスしたものです。

ポジション1　ふたりの現状
ポジション2　質問者の本心
ポジション3　相手の本心
ポジション4　現状に関わる周囲の要素

そして、ここからが未来のカードです。未来のカードは、現状のカードが導くもので、ここに示される未来は「このままいけば」という但し書きつきです。もし、示された未来が望まないものならば、ここまでの現状のカードのメッセージを充分に吟味するべきです。現状を変えることによって、望まぬ未来のカードを覆したり塗り替えることができるからです。
また、未来のカードは使うべきものでもあります。望ましい未来が出ていても、現状のカードがマイナスカードであれば、そこに到達できないこともあるからです。

ポジション5　キーカード（アドバイスカード）；直近に起こり得る出来事；未来に繋がるきっかけ
ポジション6　近未来
ポジション7　最終的なふたりの状況；未来

よく、時期的なことを聞かれますが、ひとつのスプレッドは現状からの流れを示すもので、一概に何月にこうなるでしょう、というのは少し乱暴です。（時期をみるためには別にカードをひく方が的確です）ただ、このスプレッドが力を持つのはほぼ3か月～半年程度です。

ポジション1⇒ポジション7；ふたりの現状⇒最終的な二人の現状に動くことをカードが示します。「1の現状が7になる」とカードを動画化して読んでいきます。そこに、それぞれの本心（＝顕在意識と潜在意識）や、周囲の要素（＝質問者側と相手側）が関わります。

また、上に置かれたカード；メインカード　と下に置かれたカード；サブカード　の関係性も読み取っていく必要があります。例えば、サブカードの要素があるためにメインカードの現状が起きている　とか、メインカードの状況だけれどもサブカードの要素を含んでいる　といった具合です。また、メインカードを質問者側、サブカードを相手側ととることもあります。更に、ハートの左側を質問者側とし、右側を相手側とすべき場合もあり、このときポジション4は質問者の近未来、ポジション6を相手側の近未来とします。

スプレッドの説明が長くなってしまったので、占例は次回に・・