親子関係part3・・占日時の現状

今回のケースは、個人鑑定のお客さまのものです。
今回は、占日時から流れてゆく実際に起こった出来事も併せて紹介します。

WATさま
占日時2015/10/25
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今回、スプレッドのクロス部分を中心に読んでいきます。

”潜在的な事柄”を顕す、ポジション4に選ばれるカードは、他の9枚のカードを支配します。
この問題の根底になにがあるのか、を問うポジションです。

ひとが誰しも持つ”獣性”の象徴である”獅子”を、たおやかな女性が手なづけている図です。
リバースに出て、獅子が女性を圧倒してしまっています。
『感情に負けてしまう』、『暴力に屈する』 ことを示します。

ここで、現状に繋がる過去 を示すポジション5に「隠者」です。
孤独な暗闇にランタンを捧げ持つ「隠者」は、『隠れる者』ではなく、『隠れた道を探す者』です。

彼女は、家族のなかで孤独感をも持ち、潜在意識に『諦め』や『怒り』を抱えながらも、
彼;長男との関わりを模索していたのでしょう。
違った角度から言えば、彼女は、『諦め』や『怒り』を抱えながらも、それを表現することなく家族のなかで自身のスタイルを変えずにいました。

ポジション5~1~6は、問題が時間に拠ってどう変化するのかを顕すもので、スリーカードスプレッドのように読みます。

「審判」。聖書にある、”最後の審判”をモチーフとしたこのカードは、決定を下すときに顕されます。
そして、闘うカード;「戦車」。彼女は、心の奥に押し込んでいた『やるせなさ』から、闘う道を選んでしまいそうです。
「隠者」と「戦車」のカードから受ける印象は、大きく異なっています。”静”から”動”。
その間の「審判」ですが、彼女が『決めること』とは、根底に示された「力R」の影響を受けていることを考えることが必要なのではないかと思います。

ポジション3は、現状がどう変わり得るか、という可能性の未来を顕すとともに、彼女の顕在意識をも示す場所です。「裁判の女神R」、プライドが欠かれた状態を示しますし、法的な事柄も絡んでいる様子です。

彼女は動いてしまいそうですが、ここで、動き方を考えないと、「裁判の女神R」が顕す、彼女にとって不利なことが顕在化してしまいそうでもあるのです。

彼女が、前回述べたように「女帝」という母なるカードで示されているのに対し、
彼;長男は「フールR」;赤子のカードで示され、かつリバースです。
「フール」は、リバースで『愚かさ』が強調されてしまうカード、『短気さ』、『無神経』という象意をも持ち、
彼が彼自身の愚かな行動に気づいていないことを意味しています。

ここで、現状を示した「審判」は、『家族の絆』という意味もあることを、彼女に考えてほしいと思います。


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