手編みの思い出
元来不器用なんですが、表編みと裏編みの組み合わせで模様編みができたり、
毛糸を、何色も使って模様を浮かび上がらせたり、
もくもくと熱中できる時間もとても魅力的で、
10代の終わりから棒針編みにハマっていた時期がありました。
極太毛糸で明日のスキーの為にって、一晩で編上げたこともありますし、
複雑な模様のアランセーターも何枚も編みました。
当時のボーイフレンドにあげたり、
自分のためにもずいぶん編みましたが、
ポンポンがついていたり(絵本の1ページを編み込んだことも)で、可愛らしすぎちゃって
隣の女の子に貰ってもらったっけ。
長男のベビーニットを最後に、毎冬毛糸は買うものの。
編み物をする時間もないし、
そのうちに買った方が、安くてきれいなんじゃないか? なんて、家人に言われたりで。
今の家に越すときに衣装ケース1箱の毛糸を、お姑(かあ)さんにあげちゃいました。
編みかけであとは襟ぐりの仕上げのみ、なんてサマーニットも見ないようにして。
手元に残った、私の作品が、写真のモノトーンの総編み込みセーター。
毛糸が二重なので、ものすごい暖かいです。
こんなに分厚い手編み然としたセーターは、なかなか活躍の場がなくて、
毎冬 出してはそのまましまって・・ということが常です。
それでも捨てられない1枚で、
いつも丁寧に毛玉とりをするのです。
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