東郷青児美術館
”アーティスト違い”ですけれども。完全に確信犯ですが。
10/1;都民の日、東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 は入館無料です。
雨模様で寒々した日でしたが、『最後の印象派 1900-20's Paris』を鑑賞してきました。
20世紀初頭、フォーヴィズムやキュビズムなどの前衛的な運動が美術界を席巻していた頃の、
それらに加わらなかった、故に美術史の視点からは余り取り上げられることのなかった、画家たちの作品が集められていました。
印象派・・・・点描の織りなす光と影、どの絵も詩情溢れる、優しい気持ちにさせてくれる絵です。
ステキ~~~と感じ入った、今回のいちばんのお気に入りは、
アンリ・マルタン ラバスティード=デュ=ヴェール、ミサからの帰り 1915年
サイズは87×108、画面を高い高い木々が分断していて、目をひきます。緑はキラキラとして、影とのコントラストが美しい。昼下がり、柔らかな光に吸い込まれそうな感覚を憶えます。なにか、長閑ななかにしんみりと、静かな時間が流れています。季節は秋、かしら。
この絵、いいなぁ
0コメント