結婚しているあのひとpart4・・未来予想

今回は、リーディングケースにご応募いただいたものです。

ちえさま　占日時20150926

＊リーディングケースの記事に関して、ご意見、ご質問がありましたら、ぜひコメントをお寄せください。

　 お待ちしています。

---a table of contents ---

結婚しているあのひとpart1・・占断データ

結婚しているあのひとpart2・・彼の状態

結婚しているあのひとpart3・・彼女の状態

結婚しているあのひとpart4・・未来予想

「フール」から始まる未来の流れは、

「力R」+「裁判の女神R」という状態を経て、最終ポジションへと繋がっています。

ここで、「フール」の意味ですが、彼女が連絡をとれないことを思い悩むことを手放せる出来事が起こり得るのではないかと思います。「フール」は、『自由』を第一義とするもので、そこから派生して『恋人と別れる』という意味さえ出てきます。彼女と彼は”恋人関係”にこそなっていませんが、ポジション1をみれば、連絡をとりあえていないながら、ふたりの間には”友人関係”としての交際が成立していました。

彼女が彼に『なるようになる』という想いを込めて連絡することを、「フール」は顕すようにも読めますが、だとすれば、続くカードとの繋がりがおかしいようにも思えます。

ここで、「フール」は、彼女が彼への恋心を手放せるような『楽しいこと』が起こる可能性を示唆したのではないかと考えます。「フール」には『楽観的』、『冒険』という象意がありますから、彼女は一時的にせよ、彼への恋心とは違うなにごとかを見つけ得るのではないでしょうか。

続くカード、彼女側には「力R」；『恋の自然消滅』を意味するものです。

彼女が新しい可能性（それは無限の可能性でもあります）を求めることに拠って、彼への恋心を半ば諦めるようになる暗示ではないでしょうか。

このとき、彼側のカードは『婚姻外の恋愛状態』を意味する「裁判の女神R」が顕れています。これは、占日時現在で彼の心の奥にあった、彼女を女性として意識するものが出ているように思えます。

（でも彼はきっと行動にはうつさないのでしょう、続くカードは「吊るし人」で、彼が絵柄通り、手も足も出せない状態となるだろうことを意味していますから）

そして、「月R」が示されて、今回の占が閉じられています。

ラブスプレッドの根幹は、ポジション1（メインカード＆サブカード）で示される、ふたりの現状が、

最終ポジションで示される状態になるでしょう　というものです。

今回は、「女帝」＆「法皇」→「月R」＆「吊るし人」で顕されています。

占日時現状でふたりの間には、友情が成立している様子です。

その関係性が、彼が『自分は身を引いて彼女のための幸せを祈る』というような状態のために、

実はふたりの間に可能性としてあった、『不倫の恋』が自然消滅してゆくだろうことが顕されているように捉えます。

それでも、「月R」で示される『恋の消滅』ならば、それは決して彼女にとってよくないことではないのだと思います。

「月」とは、『ぼんやりした夢を見て不安になる』といったイメージのカードです。曖昧なもの、なんだかよくわからないけれど危険が潜んでいるような不安。また、夜には例えばペーパームーンも美しくきらびやかに魅せる魔法があります。

そのカードがリバースになれば、夜は朝へと明けてゆくことを示し、紙の月はその輝きを失うかもしれません。でもそれは、晴れやかな陽光の下に辿りつこうとするからこそであり、徐々に迷いが晴れてゆくのです。

---a table of contents ---

結婚しているあのひとpart1・・占断データ

結婚しているあのひとpart2・・彼の状態

結婚しているあのひとpart3・・彼女の状態

結婚しているあのひとpart4・・未来予想