火災顛末記

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私はポジティブ 派！

ネガポジ、両面持っているはずとは思いますが、

どちらかといえば、ものごとを前向きに捉えようとするほうではないかと、自己分析します。

いやぁ、本当に心の奥のほうには、ダークな心も渦巻いているのだろうなあとも思いますけども。

以前、自分よりも年齢が少し上のお姉さま方に囲まれた職場で

（恐らく皮肉を込めて）先輩に言われたことがあります。

「李々佳さんは、ものごとを都合よく考えるよねぇ」

まあまあ、ポジティブも、それonlyではいろいろ問題があるとは思います。

ものごとを考えるとき、リスクを考慮することも必要ですし。

それでも、起こってしまったことをネガティブに捉えて悩むくらいなら、

その中に明るさを見つけて笑ってしまうほうが、私の性に合っているのでしょう。

先日、消防署に赴き、今回の火災（！）についての供述調書がとられました。

それに署名して、この火災の件はひとまず終了、となりました。

いやぁ、面白かったですね、供述調書をとられるという体験。

火災の顛末を文章にするのですが、”供述”というくらいですから、口語体なわけです。

でも、その中に求められる文言が入っていることが必須です。

具体的に、私の場合、

「私は、〇〇不動産と契約を結び、越谷市〇〇に〇年前に引っ越してきました。当初は夫と長男、次男と4人暮らしでした。今は長男が家を出ており、夫と次男との3人暮らしです・・・・」から始まります。

なぜにこんな部分を語っているのかといえば、火災発生当時、家に私が一人でいた、という事実を明確にしたい意図があるのです。まあまあこんな調子で、回りくどく、火災の状況説明をしていくのです。

ちょっと、そういうお役所的感覚に実際に触れて、とても面白味を感じました。

さて、この火災の事後処理ですが、問題のコンロは新しいものに変えて

退院当日は、

「お世話になりましたって、お前が奢ってくれてもいいんじゃないの」なんて言われながら、

それでも迎えに来てくれた家人に、廻るお鮨をご馳走になり

（金のお皿も頼んじゃいました）

その後、燃やしてしまって、どうしても諦めきれなかった

黒いブラウスを、無理を言って取り寄せてもらうことに

成功し、（Hさん、ほんとにありがと♡）

「おかげさまで退院したよー」と

長男にメールすれば

「おめでとうございます」

「これからは充分気を付けてください」

なあんてお説教？もされたりして。

火傷の状態は、週1で通院しつつ、

毎日のケアを頑張っていまして

（患部が背中に及んでいるため家人の手を煩わすのですが）、痛みももうずいぶん軽くなっています。

来週末に、まだ入れたままにしてあるホットヨガの予約。

キャンセルにしないよう、あと数日で、液化した部分をなんとか治そうとの気力だけはたっぷりあります！

・・・・無理かなあ。

まあまあ、とんでもない災難でもありましたが、

この一件のなかにも幸せの種はいっぱい。

髪や顔に火傷ができなかったことがまずよかった、と思えますし。

（見舞に来てくれた友人からは）

（「ひょっとしたらお通夜だったよねぇ」とのブラックジョーク）

みなさんに温かい言葉をかけてもらえたり

病院のスタッフのみなさんに心こもったケアをしてもらえたり

家族のありがたみを実感したり

私の普段の雑な感じ・・何かをするとき、他のことを考えていることが多いという特徴・・・を反省できたり

猛暑から少しの間避難できたり

問題のコンロを最新機種？へと取り換えられたり

愛着ブラウスと再会できたり（燃えたものは、なにかにリメイクできないかなあと考え中）

消防署や警察署の方々を煩わせてしまったけれど、

上記の貴重な？体験ができたり・・・・経験値upです。

なにより、感謝の気持ちを持てることで、幸せを改めて実感しました。

それにつけても、皆さん、火の用心です。

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