職場復帰part5・・未来を示す3つのポジション、その3

展開前のワンオラクル「戦車R」

ポジション1(現状)「デス」
ポジション2(当面の障害・キーカード)「運命の輪R」
ポジション3(どこまで到達し得るか)「隠者R」
ポジション4(潜在的な事柄)「タワー」
ポジション5(過去)「力」
ポジション6(時間軸に拠る未来)「月」
ポジション7(質問者自身)「世界」
ポジション8(質問者の環境)「節制R」
ポジション9(質問者の能力)「マジシャン」
ポジション10(最終結果;占的への答え)「恋人」


この占で最終カードは「恋人」です。答えのカードだけみれば、6月復職は可能だといえます。
ですが、今までみてきた未来を示す他の2枚のカードを考慮に入れるべきでもあります。

最終ポジションに直接に繋がるカードは9枚目のカード;質問者の能力を顕す、「マジシャン」です。
ここで浮かんでくるのは、転職に拠るしあう職業への転身か?という閃きもよぎります。
ポジション7;質問者自身を示すカードに『完成』~そこから派生する象意;『卒業』を意味するものが選ばれていることも考慮すれば、彼女の新しい出発のようにもみえなくはありません。

それでも、今回の占的「6月に職場復帰できるか」に立ち戻れば、
ポジション3;「隠者R」;疑心暗鬼に陥ることなく、ポジション6;「月」;占日時から2週間ほどに体調が優れないことがあったとしても、
ポジション9;「マジシャン」:再び新しいところから始める能力が備わっていることを信じて進むなら、
彼女はきっと「恋人」で顕されるところの、
6月に職場復帰ができ、会社内でコミュニケーションが充分にとれてゆくはずです。


未来のカードは”使うもの”と考えます。
質問者にとって喜ばしい未来が示されたなら、カード展開に示されているそこに辿りつくためのルートを考えていきましょう。実践しましょう。そして初めて未来のカードが顕在化されることを盤石にします。

質問者にとって望まない未来が示されたなら、それを警告として、そうならない努力をすべきです。そうならない努力・・リバースに示されたカードはそれ1枚でそうならない方法を示しています。

彼女は、背水の陣を敷いたことで、自分自身にも決着をつけてしまったことがあるのかもしれません(ポジション7;「世界」)。職場復帰が彼女の最優先ならば、体調がすぐに絶好調とならなくともそれを受け入れ、自らのポテンシャルを信じて、また、まっていてくれる仲間を信じて、恐れずに会社に戻ろうとする意志が何より重要なのだと、私は思います。


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李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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