職場復帰part4・・未来を示す3つのポジション、その2

展開前のワンオラクル「戦車R」

ポジション1(現状)「デス」
ポジション2(当面の障害・キーカード)「運命の輪R」
ポジション3(どこまで到達し得るか)「隠者R」
ポジション4(潜在的な事柄)「タワー」
ポジション5(過去)「力」
ポジション6(時間軸に拠る未来)「月」
ポジション7(質問者自身)「世界」
ポジション8(質問者の環境)「節制R」
ポジション9(質問者の能力)「マジシャン」
ポジション10(最終結果;占的への答え)「恋人」


「月」が示されたポジション6は、過去~現状~未来(5~1~6)、スリーカードのように読む、時間軸による未来のポジションです。2つ目の未来を顕すポジションです。

「月」・・・このカードからイメージ喚起されることは、”ぼんやりとした夢を見て不安になった”というようなこと。曖昧さ・不安定さを感じさせるもので、このカードが出たときには、ものごとは中止にするか慎重に進めるべきです。夜の闇に紛れて次の一歩をどこへ出せばよいのか、わからないような状態を示すものですから。

そして、このカードには蠢くザリガニや蠍は書かれていても人物像が描かれていません。人の顔に見える月の表情は憂いを漂わせています。人為的なものが介在しないカード。「月」には『はっきりとしない嘘・隠しごと』という象意もあるように、この不安ははっきりとした根拠なしに”自然と”沸き起こるものなのです。

最終カードの時期を、6月1日と設定していますから、この時間軸に拠る未来は現状(占日時)~最終ポジションのちょうど半ば頃と捉えていいでしょう。
その頃、なんとも不安定な状況に置かれるのでしょう。この頃、6月復帰は明確にならないだろうと思われます。つまり、彼女の体調も、会社側の意志も、はっきりとしてはこないということです。

ポジション3「隠者R」を顕現させぬよう努力すべきです。
このカードと「月」は繋がっています。
ネガティブな想像をしてしまったら、すぐに根拠のないことだとして、心強く、また心穏やかにいられるよう、考え込まずに身体を動かすことがよい気分転換になるでしょう。(「戦車R」には要注意ですが)

また、「隠者」は『秘薬』という象意から、”薬”と関係が深いカードです。ドクターに処方されたものはその限りではありませんが、むやみに薬に頼らないことも大切です。

次回は、3つ目の未来を顕す、最終カード・最終ポジションについてです。

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李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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