職場復帰part3・・未来を示す3つのポジション、その1

展開前のワンオラクル「戦車R」

ポジション1(現状)「デス」
ポジション2(当面の障害・キーカード)「運命の輪R」
ポジション3(どこまで到達し得るか)「隠者R」
ポジション4(潜在的な事柄)「タワー」
ポジション5(過去)「力」
ポジション6(時間軸に拠る未来)「月」
ポジション7(質問者自身)「世界」
ポジション8(質問者の環境)「節制R」
ポジション9(質問者の能力)「マジシャン」
ポジション10(最終結果;占的への答え)「恋人」


”6月に会社復帰が可能だろうか” 
最終ポジションを見れば、答えはyesとなりそうです。私も大筋で可能だろうと占断しています。
ただし、この展開で未来を顕すポジションは3つあります。この3枚を総合して占的に対して答えるべきです。

1つには現状がどう変わり得るか、という可能性を示すポジション3です。
そこに「隠者R」、ネガティブな可能性が示唆され、彼女は考え過ぎないこと、社会から離れた時間が長かったことから孤独を感じやすい危険が、警告として顕されています。

ポジション3と対応する他の9枚を支える根底のカードで、現状に隠されている潜在的な事柄を示すポジション4は、彼女自身気が付いていないことを教えてくれる、彼女の潜在意識として示されたカードでもあります。ここに「タワー」という、破壊的なカードが選ばれました。彼女の悲観的な想いを示したものなのでしょうか。それにしては、この問題に向かう彼女自身を示すカードが「世界」という、22枚大アルカナ最高最善のカードで示されているのがちぐはぐではあります。
「タワー」は、大手術ともいうような、意識の改革をも示します。(改革の星;天王星が支配星です)
「タワー」は、ピンチをチャンスに変えてくれる力を持つものなのです。

ポジション3に戻って、
ただ、顕在化し得る状態 として「隠者R」が選ばれてしまっていますから、彼女はやはり、排水の陣を敷いたことを後悔しないよう、意識的に心がけねばなりません。

次回、時間軸に拠る未来を顕すポジション6から解説します。



李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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