交際以前part5・・カードの答え合わせ

part4で、私の占断としては以下のものです。

『彼女は過去の恋愛を断ち切るけれど、新しいこの彼とはまだ向き合えない、が、彼は彼女のことを待つだろう』

 

ここで、彼女から、その後の彼との関係についてメールをもらいました。

 

曰く

彼女は「また飲みに行きたい」とLINEをしましたが、返事がもらえませんでした。

翌日以降、同じ会社内での仕事の仕方から、彼が彼女を明らかに避けていると彼女は実感したそうです。

同じフロアの業務予定を彼が別の社員と代っていたり、普段は手渡しの書類を他の社員を介していたり。

みたいな感じに思いました』と綴っています。

 

更に彼女は、以前やはり会社関係の方を好きだったときのことを思い出し、

同じような感じになってしまう自分が情けないです』

『私が好きになると迷惑なのかな…。やっぱり友達以上になりたいと願うと無理みたいです』

と続けます。

 

そして彼女は結論を出した様子で、

顔を合わせなくなるので大丈夫です。

良いご報告ができなくて申し訳ないです』と、私に報告してくださいました。

 

もちろん、カードにも私にも、彼女に対して『こうしなさい』という指示はできませんし、その立場にもありません。カードの展開結果を踏まえて彼女が出した結論であれば、それを尊重します。

 

私のリーディングが、今回私の希望的観測が入ってしまっていたかと思うこともあり、

改めて彼女の流れとカードの流れを照応させると、ぴったり合っていることがわかりました。

 

ふたりの関係性がはっきりしてくる』という象意をとった、ポジション5の「月R」は、この場合、『状況が明らかになる』として顕されていたのですね。

明らかになる状況とは・・・

 

彼のスタートのカードが「タワーR」であることを鑑みれば、彼は占日時時点で彼女の姿勢を誤解し、傷ついていたのですから、そのことが、彼女に伝え割る出来事があるだろう、ということです。

そして、彼女はその時「太陽R」、元々『自我』を示す「太陽」は、彼に対し彼女が彼が傷ついていることまで気づけなかったことをも示していました。

 

彼女がこのメールで、彼が彼女を避けている　と想ってしまうことを「月R」が示していたのでしょうね。彼は、「月R」で、彼女に対し傷ついた自分を自分の意志とは関係なしに（人物像のないものなので）見せてしまったのです。

 

そして、彼女に続くカードは「デス」。彼女は白黒はっきり、判断をつけてしまいます。

（今回、メールにはここまで彼女の決意として書かれています）

元々、彼女の心理を顕すポジション2には、彼の心境との温度差が顕著でした。

（彼女のメールの『気持ちは浅かったし』という部分）

 

更に、彼女の背景には前の方への未練もありました。

前の方との比較というか、前の方と同じ・・と彼女が綴っているのは、このカードのため（せい？）です。

 

今は、ポジション6の手前までなのかな、と思います。

そして、ここからが情報の不足もあったのですが、私が特に読み違えた部分です。

 

「運命の輪」は場所の移動を伴うものですし、彼の異動に拠ってふたりの関係性がいったん切れる（＝「デス」と読むべきでした。

 

ここで、二人の占が閉じられているなら、彼女にはカード通りの事態が起こりつつあるとすべきですが、最終ポジションが残されています。

 

彼女の最終的な状態を予想したものでもあり、ふたりの関係性がこの展開では最終的にこうなるだろうと示された「女帝R」。

これは、彼女の彼の転勤に拠って離れてしまった後、少し納得できない部分があったなと彼女が彼との過去を振り返る時の状態を示し、且つ、ふたりの関係性が当面ははっきりしないものだということを予想しているものでしょう。

 

ところが、サブカードに「力」。描かれた人物の姿勢は彼女のポジションを見つめています。

「力」は『継続力』を持つカード。

 

彼は転勤（「運命の輪」で示されているので恐らく栄転でしょうか）後、

彼女との繋がりを継続させたい姿勢であるものの、具体的には動かないのかもしれません。「力」は”待つカード”だからです。

（だからこそ、ふたりのメインカードははっきりしない状態が示されました）

 

彼女が決めたものであるなら、余計なお世話なのですが、

彼の心境は、彼女をとても気に入っているということをカードは顕し、

一旦離れることも出ておりますが、ふたりの関係は『はっきりしないものの続く』と予想されていることを、彼女に受け止めてもらえたら幸いに思います。

 

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