障害の多い恋でも・・part3・・彼女の現状

ポジション1のサブカード、彼側の「星」に支えられて、ふたりの恋の現状は、『純愛』を意味する「節制」が示されています。
 
これは同時に彼女の状態をも指示していて、『良妻賢母』のイメージがあるこのカード、彼女は外国で家族とともに穏やかな日常でもあるのでしょう。
 
彼女の背景には「女教皇」が示され、遠距離である今、彼女はこの恋を『プラトニック』として捉えていることを顕し、また、彼女が彼との恋に障害となるとしても外国で暮らすことにしたのは、『理性』が働いていることを顕しています。
 
彼女の心境には、深層心理に「法皇」、顕在意識に「月」です。
「法皇」は『組織/世間』を顕すカード、『伝統と義務』を第一義とし、『常識的、保守的』といった意味を持ちます。
 
彼女は基本的には、今は”世間”と折り合うべきだとする、ある意味真っ当であり、まるで不倫関係とは対極にあるような感情を持っています。
 
ところが、それを抑えて不倫のカードでもある「月」が出ています。
 
「月」は、『夜の闇』、『(闇の中では先が見えない)曖昧さ』を象徴します。夜の魔法のなかでは、男女間の少し色っぽい出来事も起こるように、そこから不倫のカードでもあるとされます。
 
彼女のポジションともいえるポジション2、彼女が投影される人物像があるべきなのに、人物像のない「月」が示されました。『自然と想い起こされる』というイメージを伴っているのです。
 
彼女は、理屈では今は離れてもいて、外国での生活も家族のためによく尽くした状態にあるものの、やはり心のなかには彼のことを自然と想いうかべては切ない想いになっているのでしょう。
 
 
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李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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