卒業式の思い出

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若い緑がうっすら芽吹いたグランドで、草野球をしていました。
 
ぼんやりと眺めながら。
近所には小中高校が2校ずつあって、
そろそろ晴れ晴れした卒業生たちをおくる季節だなあと思いました。
 
私自身の、卒業式の思い出なんて、遥か遠い昔のことで…
小学校のときに、好きな男の子のサイン帳、頼まれたのはいいけど、グラスいちの美人さんの次のページだったなぁとか。
 
殆どが持ち上がりの女子中学校では、余り感動もなかったけど、後輩の女の子にクッキーを貰っちゃったとか。
 
高校は…
 
記憶に新しいところは、長男の中学校の卒業式ですね。
親の欲目か、そんなに悪いヤツらでもなかったのですが、野球部を引退した彼らはエネルギーを持て余し
花壇に野菜を植えたり、授業中にもはみ出して校内鬼ごっこをしたり、冬の塾帰りに集団で上半身裸で自転車を猛スピードにてこいできたり…
 
まあ、そんなんだったので、先生方には彼らは悪い意味で注目されていました。
よく親も呼びつけられたものです。
それが更に彼らの反発を生むんですけどもね…
 
少し先生は大袈裟じゃないか、と私が考えるところが、子どもにも伝わっていたのでしょう。更なる先生をバカにする、悪童!へと成長してしまいました。
 
前置き長!ですが。
 
そんなこんなで、卒業式が荒れるのではないかという、学校側の危惧のもと、予行練習に、なんと保護者が観覧する…監視ですね。そんな措置がとられました。
 
仕事もあるのに困りましたが、我が子の幼さゆえなので、仕方ない、悪循環なのになぁと思いながらも毎回参加していました。
体育館の隅で小さくなって。
 
真面目なお子さんたちには、本当にご迷惑をおかけしていますし、
子どもには、セレモニーはきちんとしなさいと言い聞かせてはいましたが。
 
ある日、私の前にいた保護者の方ふたり。
ねぇ、○○君て、どの子?
あの子よ、あの子。
 
息子の名前が噂されてました。あちゃー
そのお母さま方のことを私は知りません。
ああ、穴があったら入りたい。
 
まぁまぁ、ヤツらの一人が、名を呼ばれてふぁーい なんて返事をしたり、
ヤツらの一人が、式をばっくれてしまったり、
そんなことはあったものの、誰も暴れることなく!式は無事に済んだのでした。
 
彼らも、今はいいオトナです。
 
今思えば、先生ともっと向き合う姿勢を教えればよかった、周囲の友人たちへの感謝をもっと教えればよかった、とは思うものの。
 
彼らも学んだのであれば、好き勝手できた中学時代を、そうさせてくれた周囲に感謝の気持ちを持っていてくれたら、と願うのでした。
 
 

李々佳・・縷々綿々

占い師:李々佳のあれこれ雑記・・・ どこへいくかわからない散漫な話ですが、目に留めていただけたら嬉しいです。 「リーディングケース」では今までの実占例をご覧になれます。

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